内容説明
惨劇と悲劇はなぜ起きたのか。犯人5人の告白を書き記す。
目次
川崎老人ホーム連続転落死事件 死刑囚と過ごした3280日 無罪主張から一転、罪を認め犯行を語るまで
静岡2女性殺害事件 ママと愛人を殺した「良きパパ」 長女が明かす14年目の真実
鳥取連続不審死事件 上田美由紀が死刑確定直前に残した手記と最後の肉声
秋田9歳女児虐待殺害事件 元夫が語る事件の深層「元妻はオラクルカード占いで愛娘殺しを決めた」
千葉老老介護殺人事件 殺人犯が語る犯行の一部始終
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HERO-TAKA
5
一時期話題に上がり連日ニュースやワイドショーを賑わせるがその後忘れ去られてしまい、判決が報じられると「そんなこともあったな」と思い出す。作者が容疑者の元に通ったり、関係者から話を聞いて集めた生の声を記録している。「川崎老人ホーム連続転落死事件」「鳥取連続不審死事件」などのより有名な事件も取り上げられているが、心に残ったのは老老介護の末、50年連れそった奥さんを殺した男性の話だった。「(殺したことに後悔は)ないね。でも、一人きりになったから寂しいよね」よいう言葉は自分だったら……と深く考えさせられた。2025/04/29
nabebe
2
老老介護で疲れ切って殺してしまうのは悲しい。弄便で寝室を排泄物まみれにされて、、想像を絶するものかもしれない。介護殺人は執行猶予がつくんだとかこれから増えていくんだろうか、、、本書全体は思ったよりあっさりしてた印象だったが色んな事件について知れたのでよかった。罪を犯してしまう人も同じ人間。普通の人と罪を犯してしまう人の境界線は結局わからなかった。2025/02/18
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