内容説明
本書は、いわゆる“実録映画”の題材やモチーフになった、実際の事件や事故の顛末をたどった1冊である。劇中の描写と史実はどこが違うのか。映画では語られない犯行の詳細、本当の動機、事件関係者の過去とその後。全51タイトルの元ネタを徹底解説した「映画になった実話」シリーズ第6弾!
目次
第1章 残虐(地獄の逃避行―スタークウェザー=フュゲート事件;ミザリー―60人余りの幼児を葬った死の天使、ジェニーン・ジョーンズ事件 ほか)
第2章 真相は闇の中(13日の金曜日―米テクサカーナ ムーンライト・マーダラー事件;クライ・ベイビー―米ボルチモアの14歳、キャロリン・ヴァシレフスキ殺害事件 ほか)
第3章 衝撃(ハウス・オブ・グッチ―『GUCCI』3代目、マウリツィオ・グッチ暗殺事件;バーニング・オーシャン―アメリカ史上最悪の人災、「ディープウォーター・ホライズン」爆発炎上石油流出事故 ほか)
第4章 驚愕(シャイニング―原作者S・キングがスタンレーホテルの217号室で見た悪夢;シルクロード.com 史上最大の闇サイト―闇のウェブマーケット「シルクロード」創始者、ロス・ウルブリヒトの野望と破滅 ほか)
第5章 歴史の暗部(金子文子と朴烈―政府のでっち上げの可能性が高い「朴烈大逆事件」の闇;イルザ ナチ女収容所 悪魔の生体実験―ブーヘンヴァルトの魔女、イルゼ・コッホ ほか)