目次
第1章 一九三〇~一九六九年
第2章 一九七〇~一九七九年
第3章 一九八〇~一九九九年
第4章 二〇〇〇~二〇〇九年
第5章 二〇一〇~二〇一四年
第6章 海外編
著者等紹介
満月照子[マンゲツテレコ]
著述家、表現者
桜井顔一[サクライカオイチ]
派遣業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アン・シャーリーこと寺
80
この類いの本は過去にもちらほら出ているので、同工異曲の類似本かと開いてみたら違うのだ。たぶん、今までのこういった本とネタが被らないように作られたのだと思う。面白かった。歌手の荒木一郎が原作の赤軍派漫画なんてあったとは知らなかった。戦前の柳瀬正夢や水島新司の硬骨に触れていたり、従来言われていた伝説(手塚治虫・水木しげるの逸話や、力石徹の葬儀や山上たつひこ『光る風』打ち切り等)の誤りも正していて、本書はこの著者二人の良い仕事だと思う。わずかながら海外編もあり、最後まで面白く読めた。著者達の他の文業を知りたい。2020/07/01
のりすけ
15
昔のマンガはなかなかにハードで奇天烈。今は漫画をあんまり読まなくなっちゃった。あっ、水ダウのランキングでも水島御大のマンガは出てなかったやん。梶原一騎氏のあれこれは、いまだ鮮明に覚えてる。 2020/10/12
akihiko810/アカウント移行中
11
日本の漫画における表現規制や、差別表現、また暴力事件などの「漫画界の事件」を列挙したコラム本。印象度A- 面白かった。「火の鳥 羽衣編」が元々は被爆をテーマにした作品だったとは知らんかった。削除(修正)バージョンを読んだだけなので、「羽衣編」の評価は凡作だったのだが、オリジナル版を読んだら評価は変わるだろう。 ぱっと思いつく、本書で取り上げられてない「事件」は島袋光年が未成年売春で「世紀末リーダー伝たけし」打ち切りになったことくらいか。 色々調べられてていい本2021/01/14
猪子
9
気になって調べたら同人誌版、最終回のドラえもんはネット上に残っていて見ることができてしまった。今の時代、一度出回ると消し去るのはなかなか難しい。この最終回がバズったりしたら、また一悶着あるんだろうなぁ。2022/04/15
Iwata Kentaro
7
本当、この問題は実に深刻。2020/06/12
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