内容説明
禅の境地と等しいと言われた「聖中心落節」とは何か!?。『青年編』に引き続き、「強健術」の変遷を詳細に分析することにより、「聖中心落節」体験とその後に起こった身体的、精神的変化を何であり、どのようなものであったかを検討する。ベストセラー小説『食道楽』の著者村井弦斎(1863~1927)や修養団創始者蓮沼門三(1882~1980)、平民病院長加藤時次郎(1859~1923)など様々な分野の人物との交流を通し、春充の社会的活動、国政との関わりなど、結婚して伊豆八幡野に移り住んでからも益々広がる人脈と深まる境地をたどっていく。
目次
第5章 帰郷と父立玄の死(帰郷と『心身強健術』の執筆;対外活動の活発化;蓮沼門三、山下信義との義兄弟の契り;修養団天幕講習会;『心身強健術』の出版とその反響 ほか)
第6章 「聖中心」落節(結婚;執筆と長女誕生;『強圧微動術』の出版;心境の深まり;兄信水の影響 ほか)
著者等紹介
酒井嘉和[サカイヨシカズ]
1963年生。東洋大学文学部印度哲学科卒。肥田式強健術研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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