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内容説明
妹の命を救う為、たった一人で閉ざされた隣国“エルゼム”に侵入したアサト。彼を追って、危険を冒しながらも国境を越える涼風若葉とセトの二人は、“エルゼム”の中心部・エクリファスで囚われの身となっているアサトと再会する。若葉はそこで自分と瓜二つの顔を持つ“エルゼム”の巫女・メイとの邂逅を果たす。新人類アウラドの国“エルゼム”を悪だと教えられてきた若葉だったが、アウラドたちとの交流を通じて、今まで信じていたものが本当は間違いなのではないかと疑問を持ち始める。運命に導かれるように出会った若葉とメイ。二人のペンダントが輝き、歌声が共鳴したとき、世界は奇蹟に向かってゆっくりと動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
6
薬草を求めエルゼムに侵入したアサト、それを追って行くセトと若葉。ヒトと人口の人間であるアウラド、実際に出会ってほぐれる両者の間の偏見。しかしこれを機に反エルゼム組織ガディアが行動を起こし…。資源を浪費するヒトの文明国家レイメイに対し、汚染された環境を回復し平和に生きているエルゼムのユートピアイメージは単純にして明快だが、それも彼らが作られたものとしてコントロールされているからのようで、そこに踏み込めば面白くなりそう。そして最後に、物語全ての意味を大きく変えるような新たな層が…一体現実とは何なのか。2014/05/06
giant★killing
5
再読。内容は妹の病を治すための薬草を探すために単身でエルゼムに侵入したアサトを追う若葉とセトだったが捕まってしまう。そこで若葉は自分によく似たエルゼムの巫女メイと出会い…。私的に今巻の魅力は4コマ漫画とCV:早見沙織さんが演じるQRコード読み取りのドラマパートかなぁ(というか、ほとんど早見さん目当てで買ったしなぁ…^^;)。ようやくラストになって物語が大きく動き出しましたが…自分はここでギブアップしました(苦笑)。キャラ的にも、マヤは「キュゥべえ」っぽいキャラなのかなぁ?とかしか興味起きなかったですねー。2015/09/09




