感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HH
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頭のなかで考えていることが、そのままに文字になったかのような身体的な文体で、それは著者の小説にも感じるけれど、言葉が瑞々しく跳ねている。短い3ページほどの文章、そのいくつかに心がビタッと張り付く。エッセイというには重みがあり、哲学というにはどこか柔らかいこの本には、確かに知っているけれど忘れてしまったこと、いつのまにか知らないふりをしていたことが詰まっている。笑いそうになって、泣きそうになって、でも表情ひとつ変えず真面目な顔で最後まで読んだ。また数年後、これを読んで私はどんな顔をするだろう。また読む。2026/09/11




