出版社内容情報
同時代の歌人100人がうたった 100首の〈夢〉の短歌アンソロジー
夢の中では、光ることと喋ることはおなじこと。お会いしましょうーー穂村弘
どこから開いても〈夢〉につながる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。
夢の入り口、いつもみる夢、叶わなかった夢、満ち足りた夢、夢のなかの街、夢から醒めるとき……100人の歌人がうたった、わたしだけの夢のうた。
巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。
この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
86
将来の夢、寝てるときに見る夢。夢もいろいろ。キラキラな装幀うっとりでした✨️ 2025/09/08
chacha子
4
とてもいい。あるあるもおおっも詰まってる。2025/10/07
おいしい西瓜
4
夢の短歌が100首あるけれど、どれも夢について詠んだ歌がある中で「一様に屈折をする声、言葉、ひかり わたしはゆめをみるみず/笹井宏之」だけが夢の中で詠んだような語り口で、これ自体を夢に見ているというか、夢がテーマではなくて、それ自体が夢であるような感じが好きだった。2025/09/14
み〜ちゃん
1
「夢」についての短歌アンソロジー。他のシリーズ同様今回もとても素敵だった。 平岡直子さん、寺井奈緒美さんの短歌がとくにお気に入り。2025/09/27
スターガール
0
渡辺松男「夢にわれ妊娠をしてパンなればふっくらとしたパンの子を産む」 初谷むい「逆光の夢だったから わかって、した おそらく果たされない約束を」 鈴木ちはね「素手で送りバントさせられる夢を見た 笑い話にできるだろうか」 三田三郎「咳き込んだ拍子に夢を失ったということにしてもらえませんか」 枡野浩一「この夢をあきらめるのに必要な『あと一年』を過ごし始める」 鈴木晴香「夢で会う必要はもうなくなってきみのこの世のまぶたを舐めた」 加藤治郎「たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草を抱く」2025/10/03
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