内容説明
甲子園に行けず、弁護士になれず、じゃない方芸人になった僕はフィンランドで泣きながら踊った。お笑いコンビ・ティモンディ前田、初の幸福探求エッセイ。
目次
第一章 自意識過剰の僕ができるまで(人生の終わり;人並みの人生を知る;モラトリアム;もう一度、夢を見てもいいかもしれない)
第二章 始まりは高円寺にて(社会の底辺;再起;貧困生活を極める;光の先にあるのは)
第三章 芸能魔界で〓けども(心身ともに赤信号なり;幸せへの試行錯誤;不幸の引き算;幸せの国、フィンランドへ)
第四章 僕と出会うまでの7500キロ(おかしいのは僕だけ;ラストダンス;現地人になる;過去の自分との別れ;我が国、我が精神、我が命)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明香
2
文章表現がおもしろく、すらすら読めました。高岸さんはポジティブ、前田さんはネガティブ思考なのね。それでもって、妥協するということをしないから、辛い思いもしちゃうんだろうな…。 前田さんがますます、好きになったし、応援したくなりました。てか、応援します。2025/04/15
フジ
2
何度も読み返す本になるんだろうなと思った1冊。天てれ楽しく見ているけど、前田さんの心身ががそんなことになってると思わなかった。幸せは引き算。何かを消費する必要なんてない。肝に銘じよう。2025/03/25
なー
2
お笑いコンビ「ティモンディ」の前田さんがご自身の事を描かれた作品。お笑い芸人さんの本を何冊か読んだ事があるけれど、断トツでつらそうだった。才能はある、技術もある、努力は当たり前のように死ぬ直前まで努力している。一般的にいう『成功者』になったし、お金もある。それなのに…。自分の居場所を見つけるのって難しいよね、と読後にポツンと思った。こういう自分に厳しくてひたむきな人が何かに入れ込むと凄い事になってしまうから、変な集団とか詐欺に巻き込まれたりしないといいなと余計な心配もしたりして。2025/03/25
白詰カジキ
0
幸せってなんだろうね2025/05/07