海のうた

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海のうた

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  • サイズ B6変判/ページ数 135p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784865284195
  • NDC分類 911.167
  • Cコード C0092

出版社内容情報

海に来れば海の向こうに恋人がいるようにみな海をみている――五島諭

どこから開いても〈海〉がひろがる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。
あかるい海、くらい海、まぶしい海、やさしい海、こわい海、はげしい海、さみしい海……100人の歌人がうたった、わたしだけの海のうた。

巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。
この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。



【収録歌人一覧】
青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/井口可奈/石川美南/石畑由紀子/伊舎堂仁/伊藤紺/伊波真人/井上法子/上坂あゆ美/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/江戸雪/大前粟生/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/奥村晃作/笠木拓/加藤千恵/門脇篤史/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/郡司和斗/小島なお/五島諭/紺屋小町/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/柴田葵/鈴木ジェロニモ/鈴木ちはね/鈴木晴香/染野太朗/多賀盛剛/高柳蕗子/立花開/田中有芽子/田中槐/谷川電話/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/辻聡之/手塚美楽/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井亘/仲西森奈/中村森/中山俊一/錦見映理子/野口あや子/長谷川麟/はだし/初谷むい/服部真里子/早坂類/東直子/平岡直子/pha/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/本多真弓/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/三上春海/光森裕樹/望月裕二郎/盛田志保子/柳原恵津子/山崎聡子/山下翔/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/吉田恭大

(あいうえお順・敬称略、全100名)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あや

33
手の中にここちよくおさまる海のうたのアンソロジー。もしも自分の短歌がこんな素敵なアンソロジーに選ばれたらすごくうれしいだろうなあと思ってしまう。姉妹編の「月のうた」を先に読む。「海のうた」の方が先に入手できてしまったのに「月のうた」を先に読んでしまった。人には人それぞれの海があり十人十色の作品が集う。私は大森静佳さんと吉川宏志さんの作品がとくに好きですが、他に素敵な作品がたくさん。ネタバレになるので引用はしません。あえて。2024/09/30

だいだい(橙)

23
同時代の歌人(故人も含む)100人がうたった100首の「海」の短歌アンソロジー。「海」そのものが詠われている歌も多いが水平線や砂浜、比喩としての海まで各人各様の海がある。1ページ1首、手のひらサイズのコンパクトさ。潔い装丁。これで2000円(税抜き)を高いと思うか、安いと思うかは、読む人の味わい方次第。短歌と俳句の区別がつかない人がたまにいるが、これを読めばきっとつくようになるでしょう。いや、そんな人はこれを読んだりしないか・・・?2024/07/04

水色系

22
「海」がテーマの短歌たち。一回り小さいハードカバーが手にやさしくなじむ。新しく歌人を開拓したい場合にも◎‼︎以下引用:夜の海すこしあかるい黒が夜、暗くて濡れている黒が海(P5 くどうれいん)/あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の(P31 千種創一)/アルフォートまず海を噛むわたしたち少しことばを使い過ぎたね(P45 toron*)/きみの名になるかもしれなかった名がいまも浮かんでいる海がある(P50 榊原紘)/つないだ手やわらかかった春の海まぶしいままで終わりにしたい(P65 上澄眠) ⇒2024/10/08

Narr

11
どの歌もみな、1人、あるいは2人の人間が海と結びついた時に詠まれただろうということ。孤独を深めに、あるいはふたりを深めに、海に行ったときに詠まれたのかもしれないなどと想像した。海と私たちが相対するとき、両者のぼやけた輪郭がやけにはっきりと感じられた覚えがある。そしていくつかの歌はそのような輪郭を優しくなぞる歌だったのが印象的だった。2025/05/18

双海(ふたみ)

11
海に行こうと思う。2024/11/21

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