内容説明
小さなトラブルメーカーが巻き起こす波乱万丈の文化史。
目次
はじめに 言葉のルールをめぐる愛憎
1章 音楽を奏でるように―セミコロンの誕生
2章 科学的規則を目指して―英文法戦争
3章 ファッションアイテムからトラブルメーカーへ
4章 ゆるい条文と自制心―句読点ひとつでボストン中が大混乱
5章 解釈に伴う偏見と慈悲
6章 ルールを岩に刻み込む―現代の試み
7章 セミコロンの達人たち
8章 切なる訴え、単なる気取り―セミコロンを使うのはひけらかし?
おわりに ルール違反?
著者等紹介
ワトソン,セシリア[ワトソン,セシリア] [Watson,Cecelia]
現在、バード大学の訪問研究員。セントジョンズ・カレッジでリベラルアーツ学士、シカゴ大学にて哲学修士、科学概念・科学史博士。以前はアメリカ人文系学会協議会(ACLS)の特別研究員としてイェール大学人文学科・哲学科に所属したほか、マックス・プランク科学史研究所の研究員や、ベルリンの芸術センター「世界文化の家」(Haus der Kulturen der Welt)で科学コンサルタントの経験もある
萩澤大輝[ハギサワダイキ]
1992年生まれ。神戸市外国語大学大学院博士課程を単位取得満期退学し、現在は近畿大学経営学部特任講師。専門は認知言語学、語形成
倉林秀男[クラバヤシヒデオ]
1976年生まれ。杏林大学外国語学部教授。博士(英語学)。専門は英語学、文体論。日本文体論学会代表理事(2018年~2020年)、会長(2020年~)、日本ヘミングウェイ協会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
かもすぱ
伽羅
よだみな
こたろう