内容説明
全ての表現の原点。人間の考えることの途方もなさ、素晴らしさに満ちた唯一無二のデザイン史。
目次
1 世界のデザイン(一望監視システム;完全なる太陽系を求めた数式;宇宙考古学;「日本」という国名;無責任体制;シンメトリーを嫌ったレイアウト;光がもたらした「白」;陰陽と二進法)
2 布教のデザイン(水平重視と地政学;コントラストの発展)
3 祈りのデザイン(カバラとキリスト教;ローマン・アルファベットが生まれた流れ;「J」の別の説;星形五角形;イコンになろうとした四角形;市松模様の変遷;ソヨンボ文字の冠頭記号;アール・デコのサンレイ(太陽光線))
著者等紹介
松田行正[マツダユキマサ]
本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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