料理と人生

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料理と人生

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  • サイズ 46判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865283778
  • NDC分類 954
  • Cコード C0098

内容説明

文学と料理への情熱は、根本的に切り離せないものだった。2018年ノーベル文学賞に替わるニュー・アカデミー賞受賞。世界的黒人女性作家の最後の自伝的回想録。料理は白人家庭に仕える召使いがすること―。そんな母への反発を抱えながら、作家は文学と同じように料理を愛してきた。

目次

1 修行の時代
2 マフェのいろいろなバリエーション
3 とにかく何かを始めねば
4 エスノ・キュイジーヌ
5 スクレ・サレの勝利
6 ダルはダル
7 アメリカを手に入れたい
8 東京の味
9 クーバ・リブレ
10 乳と蜜の国
11 ノー・ウーマン、ノー・クライ
12 神よ、アフリカに祝福を
13 人喰いか否か、それが問題だ
14 ヴァンパイアたちの宴
15 寝袋背負って放浪しよう
16 ソウルフード
17 さらばスカーフ、さらばマドラス
18 夢の旅、旅の夢
19 ウェサン島への航海
20 結びに代えて

著者等紹介

コンデ,マリーズ[コンデ,マリーズ] [Cond´e,Maryse]
1934年、カリブ海のフランス領(現海外県)グアドループ生まれ。十代半ばでフランス本土に渡り、ソルボンヌ大学で学ぶ。西アフリカで十年以上暮らしたのち、1976年、『ヘレマコノン』で小説家デビュー。カリブ海にアイデンティティを持つ作家のひとりとしてフランス語圏や英語圏で評価を得る。これまで数々の文学賞を受賞し、2018年にはノーベル文学賞の代替で創設されたニュー・アカデミー文学賞、2021年にはチーノ・デル・ドゥーカ世界賞に選ばれている

大辻都[オオツジミヤコ]
1962年東京生まれ。専門はカリブ海地域を中心とするフランス語文学。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。京都芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

21
書名も表紙のポートレートも魅力的。本屋にはめったに行かないのに、行くたびに目に入る。でも、著者の名前も作品も知らない。気になって仕方ないので図書館に注文。著者はフランスの海外県グアドループ、カリブ海の群島出身のクレオール。有名な小説家らしい。この本は、著者の人生の流れに併せて食べ物が登場する。でも、知らない名前ばかりで、どんな味なのかすらイメージできない。サツマイモがしばしば出て来るのが不思議。若いときから老いさらばえるまでの人生は波乱ばかり。なにやらしみじみした気分で読了。彼女の小説を読まなきゃと思う。2024/01/06

みゃんぱ

4
料理をテーマにしたエッセイは、飽きてしまうかと危惧していたけれど一つ一つの章が美味しい料理のように読み応えがあり飽きずに最後まで読んだ。前半は、彼女が作家として身を立てるまでどんな出会いと影響と衝突があったのかということが書いてあるのを特に興味深く読んだ。 後半以降、彼女の作家としての地位が安定してからは、大体どっかに招かれて、そこで講演して、美味いものと出会って、というお決まりの流れだったが、愛情に溢れた料理と宴席の様子を想像するだけでページを捲れた。2024/04/14

HH

2
「本物の文化を創りあげるには抑圧とそれに対する抵抗が必要だ」2023/12/30

moti moti

1
旅と料理に関するエッセイ。コンデの料理に対する姿勢は変幻自在で融通無碍。言葉は率直で裏表がない。気取らない訳文も個人的には好み。元来繊細だけど思ったことを言わずにはいられない、竹を割ったような性格とは、著書のような人のことを言うのだろう。2024/03/28

Erinelly

0
ものすごく知的な人柄がうかがえるが、知的という言葉のエリートなイメージとは裏腹に、泥臭い生き方をしてきているマリーズ・コンデが大好きになった。 彼女の小説の事は知っていてずっと読みたいと思っていたが、まさかのエッセイを先に出会えて、読めてよかった。2023/10/19

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