内容説明
喫茶店、ホテル、博物館、美術館、遊園地、駄菓子店、バー、居酒屋―。今、行って欲しい愛しの場所52選。懐かしくて新しい、ロマンチックな東京をご案内します。
目次
1章 乙女の東京案内(甘いひととき;童心にかえる;文化の香り ほか)
2章 乙女の東京カタログ(洋生菓子;焼き菓子;和菓子 ほか)
3章 乙女の本棚(乙女書籍・雑誌;乙女歌謡;乙女映画)
乙女と東京
著者等紹介
甲斐みのり[カイミノリ]
文筆家。静岡県生まれ。日本文藝家協会会員。大阪芸術大学文芸学科卒業。旅、散歩、お菓子、地元パン、手みやげ、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、書籍、雑誌、webなどに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜長月🌙@読書会10周年
77
乙女の東京にはちょうど半分くらい行ったことがありました。乙女とは「童心にかえったようにときめく心を持つ人」だそうです。それなら乙女になれるかもしれません。山の上ホテルは作家が缶詰めにされることで有名ですが具体的にどの部屋番号かどの作家か書いてあるのは初めて見ました。泊まってみたいものです。2023/04/12
nonpono
64
心がきゅるん、きゅるんときめく乙女の東京案内。レトロ感を崩さない写真に惚れる。著者の乙女の定義は、ときめく心。わたしもかわいいものや美しいものが好き。文化としてハイカラな東京が好きなんだ。渋谷の昔の人形劇場や鬼子母神の中にある駄菓子屋さん、新宿駅東口からすぐのサントリーのラウンジでハイボールを飲みたい。そして、かって背伸びして訪ねた、浅草の洋食屋さんのヨシカミ、神田のお蕎麦屋さんまつやにも再訪したい。そして、大昔に連れて行ってもらった帝国ホテルのバーへ。少しはカウンターのスツールが似合う女になれたかな。2025/04/11
ルピナスさん
59
東京に住みながら、街の喧騒を避けるように目的地に直行。でも本当は横道に入ったり、美しい・かわいいと感じた何かをじっくりと堪能したいと思っています。本書を読み終え、今朝『名建築で昼食を』を観ながら洗濯物を干していたら、娘が横からキレイだね、行ってみたいと。ビヤホールライオン銀座七丁目店のガラスモザイクです。今日は走る日だから行けないけど、別の日に行きましょう。子どもの頃よく連れて行っていた江戸東京たてもの園、昔は外を走り回って遊ぶだけだったけれど、今は建物自体を堪能できるかもね。街歩き、一緒に楽しみましょう2023/08/09
momogaga
48
いつかは行ってみたい場所が紹介されていました。さっそく、ウィッシュリストに追加しました。2022/11/29
たまきら
47
結構知っているお店が多くてウキウキしました。山の上ホテルのプリンアラモードは確かに乙女!いや、これはぜひ食べに行かないとなあ…♡お持ち帰りには最近知った田原町レモンパイが登場していてほっこり。東郷青児の絵を見ていて思い出したんですが、渋谷フランセもなくなって久しいですねえ…。2023/06/17