内容説明
“ヒトラーや毛沢東の繊細な手仕事”“手から離れていったフロイト、手へと回帰したラカン”“私たちの手を支配するiPhone”“ゾンビが手を前に突き出して歩いているのはなぜか”“手と自律依存症との関係”―人間の歴史=手の歴史。
目次
1 分裂する手―自律と自由のパラドックス
2 自律する手―手と口の病的な関係
3 掴む手、放す手―愛着と喪失
4 社会化される手―手を暇にさせておくことの危険性
5 鎮める手―感覚を取り除くための刺激
6 暴れる手―暴力行為の効能
7 言葉と手―手を使わせるテクノロジーの今昔
著者等紹介
リーダー,ダリアン[リーダー,ダリアン] [Leader,Darian]
ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト。ローハンプトン大学名誉客員教授。ケンブリッジ大学にて哲学を学んだ後、パリにて科学史を学ぶ傍ら、精神分析家としての研鑽を積む。Centre for Freudian Analysis and Researchの発起人であり、主要メンバー
松本卓也[マツモトタクヤ]
1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
牧瀬英幹[マキセヒデモト]
2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は、精神分析、精神病理学、描画療法。現在、中部大学生命健康科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蘭奢待
おっとー
たろーたん
yo_c1973111
ルンブマ