ビギナーズラック

個数:

ビギナーズラック

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年12月08日 20時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865282801
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

目次

1(ワールドイズファイン;シティトライアル;cube;モード;Singin’ in the rain;スペシャルサンクス;雨が降ったら;冬の炭酸)
2(寿司以降のcolor space;犬とヨットの風景;たくさんのココアと加加速度;生活の修辞学;さらに音楽は鳴り続ける;大技;かまわない;暗算;手紙)
3(緑のベンチと三匹の犬;自然;こしあんと思案;Sit in the sun;盆暗;凸凹;レモン)

著者等紹介

阿波野巧也[アワノタクヤ]
1993年大阪府生まれ。2012年、「京大短歌会」、「塔」に入会。2017年、「京大短歌会」卒業。2019年、「塔」退会。現在は同人誌「羽根と根」に所属。2015年、第五回塔新人賞。2019年、第一回笹井宏之賞にて永井祐賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だいだい(橙)

15
先日の文学フリマで購入した歌集。友人に勧められた。読んでみたら、うーん。書店にも並んでいるので、そこそこ評判はいいのだろうけど、言葉を適当に組み合わせてる感じが否めない。胸に迫ってくるものがない。好きな歌もない。軽い。ごめんなさい、要は合わなかったってことかな。2024/09/29

太田青磁

12
ストローを刺してあふれるヤクルトの、そうだよな怒りはいつも遅れて・すべてのものが立体的に見えすぎてこまる 微熱でゆく並木道・川は川をただ運ぶのみその様をきみに頭をあずけて見ていた・曲がらなきゃいけないところを過ぎてしまうごめんねってメールを打ちながら・四角いケースを背負った女の子のたぶん楽器だな、抜けていく改札・すこしも役に立たなそうなものになりたい ペットボトルをひねるつぶれる・猫耳のままでお店を出たひとがたばこをくわえて外す猫耳・砂利道の上にもみじが散っていてしゃがんできみは撮る それを撮る2020/12/26

コンチャン

10
名のある歌人の方が作る短歌に比べれば、ストレートにわかりやすい作品が多いような気がするのは、作者が若い、ということもあるのかと思います。そのわかりやすさ、というものが馴染みのないひとたちにとっては入っていきやすいものになるのだろうと思います。2021/07/11

駒場

7
温度も湿度も高すぎない平素の若者の生活、というかんじの歌集。ところどころ情景を思い浮かべにくいところがあって、出身をみたら京都とのこと。鴨川のある街の歌人。東京の歌人がうたう歌をそのほかの地域の人が100%で受け取れない、みたいなことなのかもしれない。/モノレールが夜景をひらく この町と知らない町の緩い連続/奪ってくれ 僕の光や音や火が、身体があなたになってくれ/帰省した部屋のソファーでねむるとき匂いはしてももういない犬/猫耳のままでお店を出たひとがたばこをくわえてはずす猫耳2024/04/09

ぷほは

7
ビギナーだから定型に関心がないのか、というとそうでもなさそうだ。表紙の80年代シティポップのようなイメージを持っていると中身の素朴さに驚くことになる。ワードのチョイスに消費社会の神話を読み込もうとすると、生活の中の落ち着きに面食らうことになる。何より印象的なのは、ニューウェーブ系以降に見られたドラえもんとか鉄腕アトムとかブーフーウーとか、マスメディア・サブカルチャーの固有名詞が見当たらないこと。恐らくそれらが不特定多数の心情を表象しうるという感覚自体が失われている。あるのは『モチモチの木』くらいのものだ。2021/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16282815
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。