内容説明
夢を叶えるより、大切なこと!宝塚には「これができれば必ず入れる」という方程式はありません。だからこそ、その夢に向かって一生懸命勉強できることが、人生で一番の宝物になるのです。
目次
第1章 タカラジェンヌを目指す前に考えること(入門の条件はひとつだけ;宝塚受験とお金の話 ほか)
第2章 宝塚受験のためのレッスン(いい教室・いい先生の選びかた;最初に学ぶのは礼儀作法 ほか)
第3章 宝塚受験の心得と実践(受験資格「容姿端麗」に思うこと;願書の書き方 ほか)
第4章 私がタラジェンヌだったころ(バレエ団から宝塚の世界へ;「死んでしまいたい」と思った日 ほか)
特別対談 川路真瑳×湖月わたる(元宝塚歌劇団星組トップスター)
著者等紹介
川路真瑳[カワジマサ]
立教女学院付属小学校・中学校卒業、文化学院英語科卒業。4歳よりバレエを始め、6歳より橘秋子先生に師事。橘バレエ学校、中等科・高等科・専門科を卒業後、牧阿佐美バレヱ団に入団。13歳で世界的バレリーナ、アレクサンドラ・ダニロヴァ公演に最年少で参加。その後、宝塚音楽学校を経て宝塚歌劇団花組に配属され『恋天狗』全国地方公演初主演。『天使がみている』新人公演初主演。トウシューズで踊れる男役として活躍。月組に組替えし『ウエストサイドストーリー』のベイビー・ジョン役など。1971年3月、宝塚歌劇団を退団。同年8月、川路真瑳バレエスタジオ開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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5
知れば知るほどすごい世界なのだと思わされる。音楽学校へ入るのもすごい倍率で、入団してからは少しでも良い場面や良い役がつくように切磋琢磨する。まさにたゆまぬ努力という感じ。大人になってから宝塚にはまったので、残念ながら受験資格すらないが、小学生や中学生の時にその存在を知っていたらどう思ったのだろう。2020/11/05
みかごん
0
宝塚受験がなんたるかをしっかりと教えてもらえた気分。私は受験資格がない状態で宝塚と出会ったけど周りに目指す子がいたら薦めたい。少なくともテクニック本とかではなくて精神の話が多かったのが良かった。あとあきらさんが生徒さんだったと知ってびっくり!そしてお母様のエピソードが強すぎでまたまた笑ってしまった。あと昔の受験生の方とかの写真を見ると今の子達がいかに痩せてるががわかるね…それを求めてるファンとしての自分もいるけど、健康でありますようにと日々願うばかりだな。2021/08/10