公衆衛生の論点―その記録

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  • サイズ 46判/ページ数 541p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865282320
  • NDC分類 498
  • Cコード C0047

内容説明

今、公衆衛生は新しい「黎明期」を迎えている。公衆衛生学研究の第一人者が、チャドウィックらに始まる公衆衛生体制構築の歩みと現状を自身の足取りとともに綴る。疾病克服を担う公衆衛生の実現を目指し「集団医学の推進」を提言する著者による一冊。

目次

青年のロマンス(原点に還る;旅に思う;大阪大学アジア医学踏査隊活動日誌;全国行脚放浪記)
青年の反抗(インターン闘争小史;若年医師労働力の変動;医薬分業論争の私的考察;英国NHS機構改革に関する史的一考察)
先人の論点(適塾と公衆衛生;巨大な医療の地平を開いた医師―徳田虎雄;星を見て地図をつくった科学者―伊能忠敬;現代の長与専斎―松浦十四郎先生を偲ぶ;大阪の公衆衛生:集団医学の道)
健康づくりの歩み(健康日本21の意義;福島で何が起こったか―公衆衛生の視点からの報告;特定健診・保健指導の意義と展望;ポールを持ったウォーキングのすすめ;公衆衛生黎明期からこれまでの歩み;国際共生に向けた健康への挑戦)

著者等紹介

多田羅浩三[タタラコウゾウ]
大阪大学名誉教授。1941年香川県生まれ。1966年大阪大学医学部卒業。1976年大阪大学助手医学部(公衆衛生学)。1979年イギリス・ケント大学保健サービス研究所客員研究員。1981年大阪大学助教授。1987年大阪大学教授。1999年~2005年日本公衆衛生学会理事長。2000年ロンドン王立内科医学会特別会員。2004年放送大学教授/大阪大学名誉教授。2010年財団法人日本公衆衛生協会理事長。2011年財団法人日本公衆衛生協会会長。2012年~現在、一般財団法人日本公衆衛生協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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