目次
第1章 世界を創造する
第2章 二十一世紀の見取り図
第3章 自分のなかに降りてゆく
第4章 見渡して希望を探る
第5章 サイエンスの最新形
第6章 ことばと生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかやん
21
桐光学園高校での特別講演を書籍化したもの。登壇者のうち何人かは物足りなかったりする一方で、芸術に携わる方々の講演はとても良かった。行間から言葉になりきれない存在を伺えて。どんなに難解な作品だとしても、その奥の奥にある芸術の営みに触れようとする、鑑賞する側の姿勢や意志があって初めて芸術作品は芸術になり得るのだ、と教わったような気がします。小池都知事がバンクシー(かもしれない)作品をぬけぬけと「東京への贈り物かも?」と言ってのけるような、作品の有名を表面を愛でるだけでは芸術は芸術にきっとならない。2019/01/22
ありんこ
3
坂本龍一さん、金井景子さん、東直子さん、谷川俊太郎さんなど、興味のある方を中心に読みました。生徒からの質問もよく、このように多彩な人のお話を聞くことができるなんていいなあと思いました。沼野充義さんが世界文学を読むことを勧めているので、できるだけ読みたいです。2019/08/10
Go Extreme
1
世界を創造する:音楽は自由にする 偶然から色とりどりの世界ができる 芸術と生きること 音楽の多様性を守る 21世紀の見取り図:資本主義の終わり 中東イスラム世界とのつきあい方 デモクラシーは生き残れるか 自分のなかに降りてゆく:小説と夢の論理 わたしを支えてくれる歌のことば 新しい感情を発見する 見渡して希望を探る:希望をつくる 社会力育てが教育と社会を救う 歴史的に考えるということ サイエンスの最新形:ひろがるエンジニアリングの裾野 ことばと生きる:何のために文学を読むのか ポスト・トゥルース時代の文学2021/05/13