内容説明
この国のかたちはいつ、どのようにできたのか?大胆なモデル化と緻密な史料の読み込み。戦後自治史の金字塔とも呼ぶべき、天川史学の集大成。
目次
序章 昭和期地方制度改革の課題
第1章 戦時自治制度改革
第2章 占領改革の構図
第3章 知事公選制の導入
第4章 地方自治法の制定
第5章 内務省の解体
第6章 戦後地方自治制度の形成
著者等紹介
天川晃[アマカワアキラ]
1940年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ra
1
戦前、戦時、占領下、講和後の四期間における自治制度の変遷を大胆なモデル化と緻密な史料の読み込みで辿る。戦時下と占領下は是迄無視してきたが、その激動性は改めて確認しておく必要があると思った。2018/01/20
比丘尼坂
0
天川先生の弟子ではないが、学生時代に授業をうけたのて遺作として読んだ。 テーマも内容も目の付け方も今後の政治、地方自治を考えるにはとても示唆に富む研究成果なのですが、文章だけなのでわかりにくい。 文系の学問はひたすら文章で説明しようとするが、かえって全体像と理論の骨格が掴めない。 世代的なことかもしれませんが。知らんけど。 2021/09/14
Y_Kuroyanagi
0
20190916ー201911072019/11/07