内容説明
日本人が大切にしてきた心―日本音楽はなぜノリが悪いのか?なぜ何を言っているのかわからないのか?なぜ流儀・流派があるのか?第一人者が15の疑問に答えます。
目次
日本には日本音楽があるのか
なぜメロディーがないのか
なぜノリが悪いのか
なぜ何を言っているのかわからないのか
なぜ指揮者がいないのか
どのように伝承されてきたのか
どのように作曲されるのか
なぜ流儀・流派があるのか
なぜ立って演奏してはいけないのか
なぜ語尾を震わせるのか
なぜ金属製の楽器がないのか
なぜ調律・調弦をしながら演奏するのか
なぜ聴く機会がないのか
伝統芸能・伝統音楽とは何か
日本音楽の特色と将来
著者等紹介
竹内道敬[タケウチミチタカ]
日本近世音楽史。武蔵野音楽大学、お茶の水女子大学、東京藝術大学、国立音楽大学などの非常勤講師のほか、文化庁芸術祭音楽部門審査委員、芸術選奨選考委員、芸術作品賞選考委員、文化財保護審議委員などを歴任。一般財団法人古曲会の設立、運営に尽力。主著に『近世邦楽研究ノート』(名著刊行会、日本演劇学会河竹賞)。主な監修、解説をしたレコード類に「荻江節考」(コロムビア、文化庁芸術祭優秀賞)、「一中節古典名作選」(テイチク、文化庁芸術祭大賞)、「一中節宇治紫文選集」(テイチク、文化庁芸術作品賞)、「三世相錦繍文章」(ビクター伝統文化振興財団、文化庁芸術祭大賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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