ロシア・東欧の抵抗精神―抑圧・弾圧の中での言葉と文化

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ロシア・東欧の抵抗精神―抑圧・弾圧の中での言葉と文化

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  • サイズ 46判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865200652
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C0022

内容説明

ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、チェコ。ロシアのウクライナ侵攻が続くいま、ロシア・東欧の人々の抵抗の軌跡を辿る。

目次

序 国歌は何を示唆するか?(石川達夫)
ロシア 第1章 ロシア国民文学と帝国的一体性の神話―近代ロシアにおける文学的抵抗とその逆説(貝澤哉)
第2章 荒野に自由の種を蒔く―「ソヴィエト的人民」と作家たち(前田和泉)
ベラルーシ 第3章 銃殺された文学―一九二〇年代の若手文学グループ「マラドニャーク」と現代作家サーシャ・フィリペンコをつなぐ歴史(奈倉有里)
ウクライナ 第4章 銃殺された文芸復興―一九三〇年代の文学グループ弾圧と、現代にいたる言語と民族の問題(奈倉有里)
ポーランド 第5章 ポーランド人であること、になること、にさせられること―ニーチェからゴンブローヴィチへ(西成彦)
チェコ 第6章 チェコ抵抗精神の系譜―ヴァーツラフとヤン(石川達夫)

著者等紹介

石川達夫[イシカワタツオ]
東京大学文学部卒業。プラハ・カレル大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専修大学教授・神戸大学名誉教授。著書に『マサリクとチェコの精神』(成文社、サントリー学芸賞および木村彰一賞)など。2016年イジー・ホスコヴェツ賞(チェコ心理学会)受賞

貝澤哉[カイザワハジメ]
早稲田大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院教授。主に19世紀末以降のロシア文学、ロシア思想、文化・芸術理論を研究

奈倉有里[ナグラユリ]
ロシア国立ゴーリキー文学大学卒業。東京大学大学院博士課程満期退学、博士(文学)。著書に『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス、紫式部文学賞)、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷、サントリー学芸賞)。訳書にスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『亜鉛の少年たち』(岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)など

西成彦[ニシマサヒコ]
東京大学教養学部卒業。ワルシャワ大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。修士(文学)。立命館大学名誉教授・特任教授。比較文学関係の著作に『耳の悦楽―ラフカディオ・ハーンの女たち』(紀伊國屋書店、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『外地巡礼―「越境的」日本語文学論』(みすず書房、読売文学賞)など

前田和泉[マエダイズミ]
東京外国語大学外国語学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(欧米系文化研究専攻・スラヴ語スラヴ文学専門)博士課程修了。博士(文学)。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Fumitaka

3
『東欧の想像力』でも書かれていた通り東ヨーロッパの文学というのは多かれ少なかれ周縁部と「中心」という被支配国と宗主国との関係の中で紡がれ、政治性を否応なく帯びるのが常であったが、そういった民意に基づかない政権下での感覚を扱った、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランド、チェコの専門家による論文が六つ収録。マンデリシュタームの「詩は権力」(pp. 70-1)という言葉は、まあ確かにプーチン政権が躍起になって作家を攻撃している以上、逆説的に「言葉には力がある」(pp. 73-74)ということかもしれない。2023/12/09

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