大誠社プリエール文庫 ７日だけの契約花嫁―蜜月は淫らに満ちて

片桐 由摩【著】

大誠社（新宿区）（2014/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 337p／高さ 15cm
• 商品コード 9784865180244
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

残虐な王に嫁ぐはずのエルヴィラは、想いを寄せていた幼馴染のクリスに攫われ、婚礼衣装のまま純潔を奪われる。優しかった彼の豹変を嘆くが、驚くべき事実を―彼は王の実子だと告げられ！？さらにどこか辛そうなクリスは「一週間、自分の花嫁を演じてほしい」と申し出てきた。不安を抱きつつ受け入れるエルヴィラ。人里離れた屋敷で過ごす束の間の甘い時。淫靡な夜。約束の一週間が来たら、彼とは別れるべき。そう思いながらも惹かれていく心を止められなくて…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

うーん、な方かな。政略結婚で、残虐な王のもとに嫁ぐ途中でヒーローに攫われ、そのままイタされてな始まり。実はヒーローは王の息子で、てな展開。ヒロインは大体ぼんやりしてる感じで、自分のないふう。そして濡れ場長めでちょいと読んでてしんどかったっす。

2018/03/18

[六花]

ﾋﾛｲﾝが合わない…。ずーっと後ろ向きで自分を持ってない子だった。残虐な王に嫁ぐ間際にさらわれ期間限定でﾋｰﾛｰの花嫁となったﾋﾛｲﾝ。ﾋｰﾛｰはその王の息子。反面教師だったんですかね、ﾋｰﾛｰは至極真っ当に育ちました(ﾋﾛｲﾝに対してはちょっとS)。王道な話だっただけに先が読めてしまってﾄﾞｷﾄﾞｷﾊﾗﾊﾗ出来なかった(>_<)。　　　

2015/08/25

[よっしー]

う～ん…せっかく素材は良さげなのに凄く勿体ない。作家さんも筆力あるはずなのに。クリス視点を入れるとか、もう少し何とかならなかったかな、と思う。エルヴィラより少ししか出てないロベルタの方が好きかも。

2020/05/15

[さくら]

★★☆☆☆。幼馴染みの略奪純愛もの。…にしてはちょっとエチシーン多すぎ。死を覚悟してるからなのか…。ちょっと後半うんざりしました。閉じられた空間でのほぼ二人だけの穏やかな7日間だったので、緊迫感や切実感が感じられずさらっとしすぎな感が。追手に城に侵入されるとか現国王が夜中突如現れたりなどの恐怖感があっても良かった。現国王の非道さや恐ろしさももっと主人公の身に迫った感じで描いてほしかったな。

2014/07/13

[ゆり]

ヒロインお花畑過ぎるだろ…TLヒロインは花畑成分ないと駄目だけど、箱入り過ぎた。きっと誰とでもそれなりに幸せになりそう。ヒーローのクリスが設定上、裏で動くから7日の間に離れてる時間が多いのが残念。予定調和ハピエンはいいものです。癒し。作家さんは好きだし、エロ多いから、時間置いて再読だな。

2014/06/28