目次
第1章 「身心合一」の「仁」と儒家の徳性倫理―郭店竹簡の「〓」の字及び儒家の仁愛思想の構成(「身心合一」の「仁」と「同情心」;「身体」と「事親」の「仁」;「推己及人」と「愛民」、「愛人」の仁;「万物一体」の「仁」と「推人及物」)
第2章 『性自命出』の人性構図及び人道観―「性」、「情」、「心」、「道」等概念の釈義(「有善有悪」の性と『性自命出』;「感情」としての「情」の形態;「心」の異なる面とその関係;「道」及び「礼」、「楽」)
第3章 簡帛『五行』篇の「悳」概念(「悳」―「悳行」と心の育成;「悳」と「和」及び「楽」;「悳」と「天道」、「天」)
第4章 『窮達以時』と孔門の境遇観、道徳自主論(『窮達以時』と伝承文献の記載の異同;『窮達以時』と孔門の「境遇観」;道徳「自主性」と「自己反省」)
著者等紹介
王中江[オウチュウコウ]
哲学博士。北京大学哲学部教授。中華孔子学会会長。北京大学哲学博士課程修了。河南省社会科学院哲学研究所研究員、同所長、中国社会科学院歴史研究所研究員、清華大学人文社会科学学院教授を経て現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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