内容説明
変わる民族性、変わらぬ民族性。中国人の性格・特徴・国民性は?中国人を知悉する過去160年に及ぶ中国内外の知識人による中国人分析・中国人論を結集。中国人の民族性の特徴を一気に把握。今後、付き合っていかざるをえない以上、中国人を知らねばならない。中国人を知らない人はもちろん、知っている人も手を打つこと必定。中国人を好きな人も嫌いな人も、必読の一冊。『中国民族性』三部作の基礎となる第1部、文献資料編。
目次
中国と中国人(1849)/「英」Henry CharlesSir
中華帝国追想(1854)/「仏」Regis Evariste
中国人とその反乱(1856)/「英」Thomas Taylor Meadows
魅了する課題―中国人の国民性(1858)/「英」Ceorge Wingrove Cooke
東方の宗教(1872)/「米」Samuel Johnson
遠い中国にいる外国人(1872)/「英」Walter Henry Medhurst
独立する人種(1877)/「独」Ferdinand Freiherr von Richthofen
中国問題の解決(1894)/「清」孫文
中国人の特性(1894)/「米」Arthur Henderson Smith
世の中の変化の速さ(1895)/「清」厳復〔ほか〕
著者等紹介
沙蓮香[サレンコウ]
中国人民大学哲学系卒、北京大学心理系修了。1982年より1984年まで東京大学文学部に留学。中国人民大学、清華大学にて教鞭を執る。1989年より2003年まで東北大学・一橋大学・関西学院大学にて招聘教授。中国人民大学に1986年心理学研究センター、1993年、1994年にそれぞれ社会心理学研究所と女性研究センターを創設。現在上記研究所所長・教授。中国社会心理学学会常務理事・副会長。中国民族性の研究に長年携わる
津田量[ツダリョウ]
東京大学卒、同大学院人文科学研究科アジア文化学専攻、中国人民大学博士課程社会学専攻修了(法学博士)。北京第二外国語大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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