目次
序文 医療コミュニケーション環境整備の課題と展望―改正がん対策基本法への対応を中心に
第1章 がん医療が問いかける新たな医療コミュニケーション―がん対策基本法およびがん対策推進基本計画で進められてきた情報・支援・ネットワークの現状と課題、そして展望
第2章 患者本位のがん医療の実現に向けた医療コミュニケーション環境整備の課題と展望
第3章 コミュニケーション戦略としての科学的根拠に基づくがん予防・がん検診受診の推進―ソーシャルマーケティングやナッジなどの行動科学を活用した行動変容へのアプローチ
第4章 尊厳と安心のある社会に向けた緩和ケアと地域づくり―医療者間コミュニケーションの視点から
第5章 がん患者とその家族・友人が分を取り戻す居場所―マギーズセンターの試み
第6章 当事者の視点によるコミュニケーションが目指すもの―愛媛での取り組みを通して
第7章 Shared Decision Makingの可能性と課題―がん医療における患者・医療者の新たなコミュニケーション
第8章 ヘルスコミュニケーション学の新たな展開―進化生物学的視点によるがん対策への示唆