出版社内容情報
骨粗鬆症は、骨がスカスカになりもろくなってしまう症状のことをいいます。この状態を放置しますと、やがては寝たきり・介護状態に直結する恐ろしい病気です。
骨の状態は、食生活や運動、生活習慣の影響を大きく受けます。健康に長生きするためには、日ごろから骨を丈夫に、強固にしておくための取り組みが重要になってきます。また、早い日からの取り組みほど効果が高く、生涯にわたる予防と管理がいかに大切かということがわかります。
本書は、骨粗鬆症について骨の仕組みから解説し、薬物療法の知識、食事療法や運動療法について詳しく紹介し、すでに骨粗鬆症を発症している患者さんだけでなく、骨粗鬆症の心配のある方に役立てられる情報を満載します。
目次
第1章 骨粗鬆症とは、どんな病気?(骨は体や日常の活動を支えている;加齢とともに骨粗鬆症の人が増える ほか)
第2章 骨粗鬆症の診断と治療(不安を感じたら骨粗鬆症検診を受けてみよう;骨粗鬆症の検査 ほか)
第3章 骨粗鬆症の食事療法と運動療法(食事と運動で骨を強化する;骨を強くする食事 ほか)
第4章 予防と改善のための生活術(積極的に取り入れたい食生活の工夫;運動量を増やす日常の工夫 ほか)
著者等紹介
竹内靖博[タケウチヤスヒロ]
虎の門病院副院長・内分泌センター長。1982年東京大学医学部医学科卒業。1992年東京大学大学院医学系研究科第一臨床医学卒業。2003年東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科講師。2004年国家公務員共済組合連合会虎の門病院内分泌代謝科部長を経て、現職に至る。日本内科学会認定内科医・指導医、日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医、日本老年医学会老年科専門医。日本骨代謝学会学術賞、日本骨粗鬆症学会学術振興賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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