出版社内容情報
うつで休職中の場合、早く職場復帰しなくてはというあせりや経済的な不安などから回復が十分でないまま復職し、再発してしまうケースもあります。
また、復職にあたっても元気だったころと同じだけ働かなくてはと意気込むあまり、無理をしてより悪くなってしまうこともあります。
一方で長く休み続けると仕事に戻れなくなってしまうのではと心配になったり、プレッシャーを感じてしまう人が多いのも事実です。
精神科医としてうつ病リワーク研究会でリワークプログラムを運営し、長年うつ病の人の復職を支援してきた著者による、うつ病、抑うつや不安感などうつ状態から休職している人が、再就職、復職するにあたって、再休職を防ぐため、回復度、体調の判断のしかたや、健康を取り戻し職場に慣れていくためのステップの考え方を知るためのガイド。リワークプログラムについても解説。
目次
第1章 なぜ「うつ」で仕事を休むのか(うつの症状をどう考えるか;なぜ仕事を休むことが重要なのか)
第2章 休職中にできること(復職を焦らない、再休職を防ぐ;復職準備のためのリワークプログラム;リワークプログラムの進み方;リワークプログラムの3つのステップ)
第3章 復職するときにできること(復職への手続き;復職のタイミング)
第4章 復職後にできること(復職後の経過観察;本人や家族、同僚ができること)
第5章 知っておくと役立つこと(リワークに関連する法律や制度を知っておこう)
著者等紹介
五十嵐良雄[イガラシヨシオ]
東京リワーク研究所所長。精神科医・医学博士。医療法人社団雄仁会理事長。1976年、北海道大学医学部卒業。埼玉医科大学助手、秩父中央病院長などを経て2003年、メディカルケア虎ノ門開設。2008年、うつ病リワーク研究会発足、代表世話人に就任。リワーク活動をより広く活性化するために、虎ノ門リワーク研究所を設立し所長に。2021年より現職。日本うつ病リワーク協会理事長、日本デイケア学会副理事長、日本外来臨床精神医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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