内容説明
長年、身体拘束をしないケアを求めてきた上川病院(現・多摩平の森の病院)のスタッフたちが磨き、たどり着いたアセスメントや支援の工夫など、ケアの方法全般について紹介。一般的なマニュアルにない認知症介護の本質に触れていきます。病院・介護施設で働く看護職・介護職・医師など医療従事者に必携の一冊。
目次
はじめに なぜ、この本が作られたのか
第1章 5つの基本的なケア
第2章 認知機能が低下している人とのコミュニケーション
第3章 BPSD(行動心理症状)
第4章 認知症ケア総論
第5章 認知症対応施設でのケアの特徴
第6章 多摩平の森の病院の見守り
第7章 多摩平の森の病院の目指すターミナルケア
新型コロナウイルス感染症への対応
著者等紹介
吉岡充[ヨシオカミツル]
医療法人社団充会多摩平の森の病院理事長。1949年生まれ。77年、東京大学医学部を卒業。東京都立松沢病院(東京都世田谷区)勤務などを経て、82年から上川病院(東京都八王子市)勤務。89年から同病院理事長。高齢者医療現場での身体拘束廃止運動に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「全国抑制廃止研究会」の理事長、厚生労働省身体拘束ゼロ作戦推進会議委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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