出版社内容情報
誰でもすぐにクリエイターとして活動できる時代だから
電子機器の進歩とネット環境の発展により、個人でも手軽にイラストや小説、映像などを作成し、発表することができるようになりました。
一方で、あまりにも手軽に情報が手に入ることになったことにより、情報への対価や権利への意識が希薄になりつつあります。また、ネットによる監視の目が厳しくなり、軽い気持ちや無自覚に行った権利侵害や法律違反が一瞬で特定されてしまう一面も。
とはいえ、法律をすべてしっかり理解しておぼえることは困難です。さらには法律の知識はあっても「これはOKか、NGか?」と判断に悩むことも少なくありません。
安心してクリエイションを進めていくためには、重要なカギとなる「勘どころ」をおさえることが大切です。勘どころさえしっかりおさえておけば、大きく道を踏み外したり、逆に著作権侵害を心配するあまり、本来問題のない活動まで制限させてしまうこともありません。
本書は、骨董通り法律事務所の弁護士で、著作や創作にかかわる法律の専門家である著者が、プロ、アマチュア、個人、組織にかかわらずクリエイションにかかわる方々が安心して活動できるように、知っておきたい著作権をはじめ創作に関連する商標権、意匠権、肖像権などの権利と法律について、情報を整理し、判断の助けになる「勘どころ」をおさえ、裁判例を多く紹介しながら、わかりやすくやさしく解説します。
トラブルにならないための確認事項や契約、トラブルになってしまったときの対処法、相談先など、実務に役立つ情報も収載。
内容説明
クリエイターに必要な著作権、その他のルールがよくわかる。
目次
第1章 創作活動と関わりの深い権利
第2章 創作に役立つ著作権等の基本
第3章 創作と著作物
第4章 コンテンツの種類別の考え方
第5章 よい創作のために
第6章 トラブルが起きたら
巻末付録
著者等紹介
岡本健太郎[オカモトケンタロウ]
弁護士、米国ニューヨーク州弁護士、証券アナリスト。岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。一橋大学法科大学院及びペンシルバニア大学法学修士課程修了。ロイター通信(当時)勤務を経て、弁護士登録。現在は骨董通り法律事務所(東京)パートナー。神戸大学客員教授、JCBI(ブロックチェーン・コンソーシアム)著作権流通部会部会長などのほか、著作権、Web3などに関する関係省庁の委員も務める。趣味はリズムタップと茶道(松尾流)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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