内容説明
高齢になると声がかすれてコミュニケーションがしづらくなったり、口腔内の唾液が減ることで誤嚥性肺炎の危険性が高まります。そこで中高年から、のどを鍛え嚥下をスムーズにするために、発声と体操を組み合わせた「あえいおう体操」と顔や口の中を鍛える「スマイルごっくん体操」(日本フィジカルボイス協会が提唱)が有効です。元気な発声で歌も上手になって、気持ちも前向きにかわってきます。
目次
第1章 「のど」を健康にして長生きしましょう(声トレ;のどトレ ほか)
第2章 元気な声と顔をとりもどすあえいおう体操(「あえいおう」の表情づくり;はばたき ほか)
第3章 お口の中から健康にスマイルごっくん体操(ぐるぐるジュワッシュ;大あくび ほか)
第4章 「あえいおう体操」で歌の練習をしましょう(さまざまな歌い方をしてみよう;母音で歌ってみよう ほか)
著者等紹介
玉澤明人[タマザワアキヒト]
NPO法人日本フィジカルボイス協会理事長/株式会社そらうみ代表取締役。一般社団法人嚥下トレーニング協会理事。1975年生まれ。2004年ボイストレーナーになる。2006年東哲一郎氏に師事しスポーツボイス初代インストラクターを務める。2011年NPO法人日本フィジカルボイス協会を設立。武蔵野市や三鷹市などで、発声や嚥下訓練を目的に考案した「あえいおう体操」「スマイルごっくん体操」を指導。「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)で取り上げられる。2017年、神鋼記念病院の浦長瀬昌宏医師と一般社団法人嚥下トレーニング協会設立、理事に就任。プライベートなレッスンからスポーツクラブまで教室は多岐にわたる
萩野仁志[ハギノヒトシ]
はぎの耳鼻咽喉科院長。1958年生まれ。東海大学医学部卒。東京都町田市に「はぎの耳鼻咽喉科」を開業。川崎市にて「ヴォイスメンテナンススタジオJ&J」を開設。クラシック&ジャズ・ピアニストとしても活動。東海大学医学部専門診療学系漢方医学教室非常勤講師、愛知県立芸術大学非常勤講師(音声学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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更紗蝦
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