出版社内容情報
がん治療に伴う外見的変化への対処法を紹介。メイクやネイルケア、ウイッグ、傷跡・体型変化への対処法を知って元気に生きられる。副作用で生じる、外見的なトラブルについての対処法がわかる本。がんの治療はどんどん進歩し、抗がん剤や放射線など積極的ながん治療でかなりの効果が期待できるようになっています。とはいえ、実際に治療を受ける患者の体への負担も大きく、外見も治療前と大きく変わってしまう事があります。本書は、こうした副作用で悩む患者さんのために、副作用を目立たなくするカバーメイクや、ウィッグや補正下着の活用法などについて図解で解説します。特に女性患者が悩みをかかえている頭髪問題や傷跡の問題、リンパ浮腫などについての具体的な対処についても解説します。巻頭のカラー頁で、ヘアケア(ウィッグの使い方など)・メイクアップ(カバーメイク)・ネイルケア・体型変化に関するケアなどの実例を紹介します。
口絵(カバーメイク/カバー用クリーム/ウイッグ/眉毛メイク/ネイルケア/ブレストケア用品/エピテーゼ)
第1章 女性に多いがん
女性のがん
がんの治療
化学療法(薬物療法)に使用する3タイプの薬剤
乳がん
婦人科がん
子宮頸がん
子宮体がん
卵巣がん
大腸がん
第2章 治療に伴う副作用
がん治療によって起こるさまざまな副作用
化学療法による副作用
放射線治療による副作用の例
第3章 見た目の変化とケア
がん治療で起こりうる見た目の変化
肌の変化とケア
分子標的薬による肌・爪の変化
放射線治療中のケア
手術後のケア
脱毛
爪のケア
ブレストケア
リンパ浮腫
第4章 見た目のケアとQOL
見た目の変化へのケアがおよぼす影響について
東大病院での外見ケアサービス
がん相談支援センター
患者会・患者サロン
分田 貴子[ワケダ タカコ]
著・文・その他
内容説明
がん治療に伴う治療中・治療後の外見的な変化への対処法がわかります。
目次
第1章 女性に多いがん(女性のがん;がんの治療 ほか)
第2章 治療に伴う副作用(がん治療によって起こるさまざまな副作用;化学療法による副作用 ほか)
第3章 見た目の変化とケア(がん治療で起こりうる見た目の変化;肌の変化とケア ほか)
第4章 見た目のケアとQOL(見た目の変化へのケアがおよぼす影響について;東大病院での外見ケアサービス ほか)
著者等紹介
分田貴子[ワケダタカコ]
1994年東京大学教育学部卒業。2002年同大学医学部医学科卒業。2008年より国立がん研究センター中央病院で免疫治療の研究に従事。ワクチン治療による皮膚変化など、外見変化の問題に直面し、対処法としてのカバーメイクの研究に入る。2012年東京大学大学院医学博士号取得。イギリス研修を経て、2013年、東京大学医学部附属病院に、カバーメーク・外見ケア外来を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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