出版社内容情報
発達障害の特性を持つ人と周囲の人、双方が職場で戸惑いやすいトラブルへの対処法、コミュニケーション法を豊富な事例とともに紹介発達障害の人もそうでない人も安心して働ける職場環境を
発達障害の人はその特性から、職場でトラブルを起こしたり、周囲を戸惑わせてしまうことがあります。しかし発達障害ゆえに、自分だけでは解決できず困っていることも多いものです。また周囲の人も発達障害への理解がないと、驚いたり、誤った対応をしてしまったりして、人材を生かすことができません。
長年、職場のメンタルヘルス、復職、適応支援を研究、実施してきた著者が、発達障害の特性を持つ人への適切な支援・働きかけにより、トラブルが減り、本人だけではなく周りの人もより安心して働ける職場づくりにつながった事例と対応策への考え方を数多く紹介します。
発達障害を持つ人、また同じ職場で働く人双方の理解を深める一冊です。
第1章 職場にいる“発達障害かもしれない”人たち
職場のトラブルが増えている ほか
第2章 発達障害の特性が職場であらわれるとどうなるか?
発達障害を理解するためのキーワード ほか
第3章 “発達障害かもしれない”人たちの気持ちを知る
発達障害の人が職場で困っていること ほか
第4章 相手の気持ちを読み取り理解することの困難さ
心の理論について
・場の空気を読むのに役立つ「読む力」
・相手の気持ちを察するのに役立つ「察する力」
・見通しをつけるのに役立つ「見通す力」 ほか
第5章 ワーキングメモリを鍛える
ワーキングメモリの容量と働き ほか
第6章 環境に適応するヒントは学生時代にあり
学生と社会人の「環境」の違い ほか
第7章 発達障害かもしれない社員と職場がWin Winの関係を作るコツ
発達障害の人の努力を可視化する ほか
谷原 弘之[タニハラ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
伝わらない、わからない、困った!を解決するための工夫。発達障害の特性を理解して、仕事がスムーズに進む職場づくりを。
目次
第1章 職場にいる“発達障害かもしれない”人たち
第2章 発達障害の特性が職場であらわれるとどうなるか?
第3章 “発達障害かもしれない”人たちの気持ちを知る
第4章 相手の気持ちを読み取り、理解することの困難さ
第5章 ワーキングメモリを鍛える
第6章 環境に適応するヒントは学生時代にあり
第7章 発達障害かもしれない社員と職場がwin‐winの関係を作るコツ
著者等紹介
谷原弘之[タニハラヒロユキ]
川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科教授。臨床心理士。1962年生まれ、岡山県出身。川崎医療福祉大学大学院博士後期課程医療福祉学研究科医療福祉学専攻修了。日本産業ストレス学会理事、岡山心理学会理事。研究テーマは職場のメンタルヘルス。復職支援、職場適応支援、カウンセリングを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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