出版社内容情報
早期診断・早期治療によって、よくなる病気・関節リウマチ。患者さんや支える家族の人たちがこの病気を正しく理解するための一冊。関節リウマチは、からだのあちこちの関節が腫れて痛み、次第に痛みは増し、手足が変形したり、曲げ伸ばしができなくなり、不自由な生活を強いられるつらい病気です。
根本的な原因は不明で、死ぬまでつきあわなければならない疾患でしたが、この数年間でリウマチ治療は、薬物療法を中心に飛躍的に進化を遂げています。治らない病気から治る病気への転換を示しており、患者さんやご家族がより正しい最新の知識を知っておくべき時代となってきています。
病気と仲よくしつつ、病気を怒らせないように工夫することが大切で、本書のカラー図解で、症状から検査・診断、治療と日常の管理まで、1つ1つ平易に解説してまいります。
第1章 心身を苦しめる「関節リウマチ」の基礎知識
第2章 関節リウマチの検査と診断
第3章 関節リウマチの治療
第4章 リハビリテーションで身体の機能を維持する
第5章 関節リウマチの日常管理と付き合い方
さくいん
宮坂 信之[ミヤサカ ノブユキ]
監修
目次
第1章 「関節リウマチ」の基礎知識(関節リウマチとは、どんな病気?;関節に異常が現れる病気はいろいろある ほか)
第2章 関節リウマチの検査と診断(関節リウマチはどの診療科に行けばよいか?;関節リウマチの検査 ほか)
第3章 関節リウマチの治療(どんな治療があるのか?;進化を続ける薬物療法 ほか)
第4章 リハビリテーションで身体の機能を維持する(リハビリテーションの目的;運動で関節の動きを保つ ほか)
第5章 関節リウマチの日常管理と付き合い方(病気と長期的に付き合う気持ちで;日常生活で注意したいこと ほか)
著者等紹介
宮坂信之[ミヤサカノブユキ]
東京医科歯科大学名誉教授。1947年生まれ。1973年東京医科歯科大学医学部卒業後、第一内科入局。米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部研究員、テキサス大学医学部サンアントニオ校内科研究部門助教授、東京女子医科大学リウマチ痛風センター助教授、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授、同大学第一内科教授、膠原病・リウマチ内科教授、医学部附属病院長、日本リウマチ学会理事長などを歴任。現在は同大学名誉教授、医薬品医療機器総合機構専門委員、日本医療研究開発機構プログラムオフィサーほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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