出版社内容情報
成人期ADHDについて知っておきたい正しい知識と特性、困難感とトラブルを減らしていくための考え方をオールカラー図解で解説以前に比べればADHD(注意欠如多動性障害)という言葉を聞いたことがあるという人は増えましたが、まだまだ誤解もあり、またどのような対策をとればよいかわからないという人も多いのが現状です。
本書は大人のADHDの基礎知識と、検査や診断方法、また治療や生活のなかで行える工夫について事例や豊富な図解を用いてわかりやすく解説します。ADHDは特性のあらわれ方もさまざまで、環境によって適応しやすさも大きく異なりますので、その人に合った対策を考えるためのヒントを紹介します。
第1章 ADHDの基礎知識
ADHD(注意欠如多動性障害)とは?/ADHDは子どもの病気と思われていたが…/不注意の症状はわかりにくい/大人のADHDならではの問題もある/ADHDではこんなトラブルが起こりやすい ほか
第2章 検査と診断
悩んだときはどこに相談する?/どのように診断するの?/どんなことがわかる?/併発しやすい病気がある/うつ病のかげにADHDがかくれているケースが多い/不安障害を併せもつ人も多い ほか
第3章 病院で行われる治療
どんな治療がある?/どんな薬を使う?/脳の働きを薬で整える/メチルフェニデート(コンサータ)/アトモキセチン(ストラテラ)/効果を見ながら薬を選んでいく ほか
第4章 生活のなかでできる工夫
自分でできることはある?/なくしものを減らす/うっかり忘れるのを防ぐ/段取りをよくする
衝動買いをやめる ほか
岩波 明[イワナミ アキラ]
監修
目次
第1章 ADHDの基礎知識(ADHD(注意欠如多動性障害)とは?
ADHDは子どもの病気と思われていたが… ほか)
第2章 検査と診断(悩んだときはどこに相談する?;どのように診断するの? ほか)
第3章 病院で行われる治療(どんな治療がある?;どんな薬を使う? ほか)
第4章 生活の中でできる工夫(自分でできることはある?;なくしものを減らす ほか)
著者等紹介
岩波明[イワナミアキラ]
昭和大学医学部精神医学講座主任教授。1959年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医、医学博子。東京都立松沢病院をはじめ多くの医療機関で精神科臨床にたずさわる。東京大学医学部助教授を経て、独ヴュルツブルク大学精神科に留学。2012年より現職。15年より同大学附属烏山病院長を兼任、ADHD専門外来を担当。発達障害の臨床研究、統合失調症の認知機能障害、精神疾患と犯罪などを主な研究分野とする。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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