内容説明
腎臓病の段階(ステージ)ごとに知っておきたい知識を解説。自分に合った対処法がわかります。重症でない方には、透析導入を回避するための日常の取り組み方がわかります。特に、慢性腎臓病(CKD)が進み、透析療法に入っている患者さんをフォローします。同時にすべての患者さんとご家族に知っておいてもらいたい腎臓病治療と生活習慣の知識を、診療現場の視点に立ってやさしく解説します。ご家庭で取り組みやすい「食事」について1章分用意し、毎日の理にかなった食生活を実現するために役立てられます。
目次
第1章 腎臓のしくみと病気(腎臓病患者は増え続けている;腎臓のしくみと働き ほか)
第2章 腎臓病の種類と診断・治療(慢性腎臓病(CKD)とは?
腎臓の状態を調べる検査 ほか)
第3章 腎臓病が進んでいる方へ―腎不全透析療法でのQOLの向上(腎不全透析療法とは;透析療法を続けながらQOLを向上させるために ほか)
第4章 ステージ別の食事療法―生活管理法(腎臓病治療に欠かせない食事療法;保存期腎不全での食事療法;末期腎不全透析療法での食事療法)
著者等紹介
富野康日己[トミノヤスヒコ]
医療法人社団松和会常務理事。順天堂大学名誉教授。1949年生まれ。1974年、順天堂大学医学部卒業後、市立札幌病院で研修。79年、東海大学医学部内科助手・講師を経て、87年、米国ミネソタ大学に客員講師として招聘される。88年、順天堂大学医学部腎臓内科助教授、94年、同教授に就任。順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長、同大学医学部長・研究科長を経て2015年現職。日本内科学会(功労会員)、日本腎臓学会(功労会員)、日本成人病(生活習慣病)学会(理事)、日本糖尿病学会(評議員)、日本結合組織学会(評議員)などに所属。著書・監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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