内容説明
うつ病の人と家族のための参考書。
目次
序章 長引くうつ病は家族が治す
第1章 うつ病家族を襲う7つの悩み
第2章 なぜうつ病は医師だけに任せてはいけないのか?
第3章 うつ病は、家族が治しなさい
第4章 段階別に対処する―うつ病を治す5つのステップ
第5章 本人と家族がうつ病を治す6つの手法
著者等紹介
川田泰輔[カワタタイスケ]
うつ病相談専門カウンセラー、産業カウンセラー。1969年北海道旭川市生まれ。中央大学商学部卒業。2002年に妻がうつ病を発症するが、初期治療の失敗により、重症化・難治化・長期化させてしまう。特に発症当初から2年間は、精神科閉鎖病棟への入院、電気けいれん療法の失敗、部分的記憶喪失、4度の再発など、うつ病患者を支える家族としてドン底を味わう。闘病生活の中で編み出したノウハウと心理療法の知見を統合し、うつ病患者の家族が直面する困難な状況を回避し、また改善するための独自メソッドを開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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xivia | ゼビア
1
「精神科医や臨床心理士等の専門家でもない」(p. 6)著者の持論とノウハウが書かれる.「実は家族にうつ病は治せない.家族にできるのは治る環境を作ること」(p. 113)「「最近、元気がないみたいけど、どうしたの?」「何か心配なことがあったら、話を聞くよ」という感じで、気軽に、重くならずに、声を掛け合う。お互いが、お互いを心配しあって、「うつ」を寄せ付けない」(p. 203)2018/07/01
ゆとり
1
万が一のときどうしたら良いか、または初期の患者の家族にとっては、体系的に書かれていて良いと思います。 お医者さんやケアマネージャーではなく、患者の家族の視点から正直に書かれていて共感しやすかったです。 薬物療法、精神療法、環境整備の3つのアプローチで、家族がどう関わっていくか。 でしゃばりすぎても、任せすぎてもだめ。2018/04/06
海戸 波斗
0
だから、環境整備ができなくて困ってるんだけど、皆さん我慢してるんですよって言いくるめられてる気がする。2018/06/16
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- 和書
- ヨーンじいちゃん