出版社内容情報
下痢・便秘などの症状に悩まされるIBS(過敏性腸症候群)の、正しい知識、治療法、自分でできるマッサージ法等をわかりやすく解説。下痢・便秘などの症状に悩まされるIBS(過敏性腸症候群)。
IBSの患者さんは、5人に1人ともいわれています。
ストレスが症状を起こすきっかけとなることも多いため、心因性の病気と考えられていることも多く、患者さんが多い割には誤解の多い病気でもあります。
実はIBSは3つの病態に分けられ、ご自身がどれに当てはまるか知り、正しい対処をすればコントロールの容易な病気です。
本書は、大腸内視鏡検査のエキスパートで、患者に負担の少ない検査法である「浸水法」を開発した著者による、IBSの正しい知識と、治療法をわかりやすく解説する本です。
テレビ番組で紹介され反響の大きかった腸のマッサージ法など、患者さんが自宅でも行える対処法や、治療の最新情報も紹介しています。
また、正しい対処法を見つけてIBSを卒業していった患者さんの体験談も収載しています。
・電車や会議室など、トイレに行けない状況だと不安
・ストレスがかかる状況ではすぐにトイレに行きたくなる
・大腸内視鏡検査を行ったとき、とても時間がかかって大変だった
・食事をするとすぐにおなかがくだってしまう
・下痢、便秘で受診をしても、検査で異常が見つからない
・大便をもらしてしまいそうで心配
このようなことに思い当たる方にもおすすめです。
第1章 私のIBS卒業記
第2章 IBSはこんな病気
第3章 IBSと診断されるまで
第4章 IBSを病院で治す
第5章 IBSを自分で治す
水上 健[ミズカミ タケシ]
国立病院機構久里浜医療センター 内視鏡部長
1965年福岡県生まれ。1990年慶應義塾大学医学部卒業。2000年に医学博士。専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群(IBS)・便秘の診断・治療。横浜市立市民病院内視鏡センター長などをへて、独立行政法人国立病院機構(NHO)久里浜医療センター内視鏡検診センター部長、ハイデルベルグ大学Salem Medical Center客員教授。自身が開発した無麻酔大腸内視鏡挿入法「浸水法」は、スタンフォード大学・UCLAなどをはじめ国内外で広く導入され、近年ではこれを活用して、腸管の異常形態である「ねじれ腸」「落下腸」を発見
内容説明
内視鏡やレントゲンでわかるIBSの原因。医療現場でもそのまま使えるIBSの対処法。内視鏡挿入法(浸水法)開発者だからこそわかったIBSの真実。
目次
第1章 私のIBS卒業記(大好きな野球も断念。腹痛と下痢に苦しんだA君;落下腸によるIBSで、学校も休みがちになったBさん ほか)
第2章 IBSはこんな病気(身近な病気なのに、誤解が多いIBS;IBSの国際診断基準(Rome3、4)は「おなかが痛くなる下痢・便秘を繰り返す」 ほか)
第3章 IBSと診断されるまで(知っているようで、意外と知らない腸のしくみ;IBSの診断は最後に下される ほか)
第4章 IBSを病院で治す(診断は治療の第一歩;IBSの治療では病態を理解して薬を適切に使う ほか)
第5章 IBSを自分で治す(「必ずよくなる」と常にイメージする;排便のリズムをつくるためにも規則正しい生活を ほか)
著者等紹介
水上健[ミズカミタケシ]
国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長。1965年福岡県生まれ。1990年慶應義塾大学医学部卒業。2000年医学博士。専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群(IBS)・便秘の診断・治療。横浜市立市民病院内視鏡センター長などをへて、国立病院機構久里浜医療センター内視鏡検診センター部長、ハイデルベルグ大学Salem Medical Center客員教授。自身が開発した無麻酔大腸内視鏡挿入法「浸水法」は、スタンフォード大学・UCLAなどをはじめ国内外で広く導入されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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