出版社内容情報
第一線で活躍中の7つの診療科目の専門医が、病気別にステロイドの最新情報と使い方の正しい知識を解説し、不安を解消!ステロイドを治療に使うと言われると、「危険はないのか」「副作用の心配はないのか」と身構えてしまう患者さんや家族が少なくありません。しかし薬はすべて「諸刃の剣」で、その効果と危険性は常に背中合わせです。だからこそ、まずは正しい知識を持って医療者に対して的確な質問をすることも大切になります。本書ではステロイドの基礎知識と上手な使い方、ステロイドを処方されるさまざまな病気について解説。使用中の患者さん、これから使用を検討されている方の不安を解消します(2008年刊行の版に、新たに呼吸器と耳鼻咽喉科の5疾患を増補した、最新改訂版)。
1章 ステロイドについて知りましょう(基礎知識)
2章 ステロイドの副作用
ステロイドの適切な使い方/ステロイドの副作用と対処法
3章 ステロイドを使うおもな病気
[膠原病・リウマチ内科] 膠原病と膠原病類縁疾患/関節リウマチ/全身性エリテマトーデス(SLE)/強皮症(全身性硬化症) ほか
[呼吸器内科] 気管支ぜんそく/慢性閉塞性肺疾患(COPD)/サルコイドーシス/間質性肺炎
[耳鼻咽喉科] スギ花粉症、アレルギー性鼻炎/メニエール病/顔面神経麻痺/好酸球性中耳炎/好酸球性副鼻腔炎/突発性難聴
[皮膚科] アトピー性皮膚炎/接触皮膚炎(かぶれ)、湿疹
[腎臓内科] ネフローゼ症候群/小児ネフローゼ症候群/成人ネフローゼ症候群
[眼科] アレルギー性結膜炎/視神経炎/ぶどう膜炎
[その他の内科疾患] 潰瘍性大腸炎/クローン病/肝臓の病気/血液の病気/多発性硬化症
宮坂 信之[ミヤサカ ノブユキ]
東京医科歯科大学名誉教授。1973年、東京医科歯科大学医学部卒業、第一内科入局。79年、カリフォルニア大学医学部サンフランシスコ校内科研究員。81年、テキサス大学医学部サンアントニオ校内科研究助教授。86年、東京女子医科大学リウマチ痛風センター内科助教授。89年、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。95年、同第一内科教授。2000年、同膠原病・リウマチ内科教授。09年、日本リウマチ学会理事長。11年、東京医科歯科大学医学部附属病院長兼任。13年、東京医科歯科大学名誉教授。他多数歴任。日本学術会議会員。90年、日本リウマチ学会賞。97年、日本ノバルティスリウマチ賞。08年、日本リウマチ友の会賞。
内容説明
膠原病・リウマチ内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、皮膚科、腎臓内科、眼科、その他の内科疾患―第一線で活躍中の7つの診療科目の専門医が、病気別にステロイドの最新情報を解説し、不安を解消!
目次
第1章 ステロイドについて知りましょう(基礎知識)(ステロイドの歴史;ステロイドとはどんな薬;ステロイドはどうして効くのか? ほか)
第2章 ステロイドの副作用(ステロイドの適切な使い方;ステロイドの副作用と対処法)
第3章 ステロイドを使うおもな病気(膠原病・リウマチ内科;呼吸器内科;耳鼻咽喉科 ほか)
著者等紹介
宮坂信之[ミヤサカノブユキ]
1973年、東京医科歯科大学医学部卒業、第一内科入局。79年、カリフォルニア大学医学部サンフランシスコ校内科研究員。81年、テキサス大学医学部サンアントニオ校内科研究助教授。86年、東京女子医科大学リウマチ痛風センター内科助教授。89年、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。95年、同第一内科教授。2000年、同膠原病・リウマチ内科教授。09年、日本リウマチ学会理事長。11年、東京医科歯科大学医学部附属病院長兼任。13年、東京医科歯科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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舞
723
コッコ