出版社内容情報
患者が多く身近な病気であるにも関わらず、誤解の多いてんかんの正しい知識と治療法を、専門医がわかりやすく解説します。てんかんを理解して、安心して暮らすために
てんかんの有病率は0.8%、日本国内に100万人の患者さんがいる非常に身近な病気です。老若男女誰でも発症する可能性があり、また発作の起こり方やその原因もさまざまです。
本書は長年てんかんの専門医として患者さんを支援し続けてきた著者が、てんかんの正しい知識と、発作をコントロールするための方法をわかりやすく紹介します。患者さん本人のほか、ご家族や、周囲の方にてんかんを正しく理解していただくためにも役立ちます。
また、てんかんの人がより安心して、いきいきと暮らしていくためのコツも解説します。
漫画/「てんかん」はじめて物語・前編
第1章 てんかんとはなにか
てんかんの定義/てんかん発作とは/てんかんの原因はなにか/てんかんの患者数/よくある誤解
第2章てんかん発作への対応
てんかん発作の種類/目の前で発作が起きたら/てんかん発作の誘発要因
第3章てんかんの診断と検査
正しい診断を受ける/診断の進め方/てんかんの検査/診断の受け止め方/てんかんと間違えやすい病気/てんかんの診療機関/てんかんの合併症
漫画/「てんかん」はじめて物語・後編
第4章てんかんの治療
治療方針/薬物療法の進め方/抗てんかん薬の種類/服薬についての注意点/効果が不十分なとき/いつまで薬を飲むか/手術を検討すべきとき手術療法の進め方/特殊な治療法
第5章よりよく暮らしていくために
十分な治療を受ける/理解を広げる/安全に暮らすために/就学について/就労について/運転免許について/結婚・出産について/てんかんへの支援制度/てんかん治療、これからどうなる?
大槻 泰介[オオツキ タイスケ]
てんかん病院ベーテル 院長
1979年東北大学医学部卒。医学博士。国立精神・神経医療研究センターてんかんセンター長を経て、2016年1月よりてんかん病院ベーテル院長。前全国てんかんセンター協議会代表。日本てんかん学会理事、2014年度 厚生労働科学研究班「てんかんに対する総合的な医療の供給体制設備に関する研究」代表。
主な著書:『難治性てんかんの外科治療』 診断と治療社 2007年、
『希少難治てんかん診療マニュアル』 診断と治療社2013年
内容説明
自分のてんかんをよく理解し、てんかんと上手につきあっていくための、検査、診断、治療、生活、サポート。
目次
第1章 てんかんとはなにか(てんかんの定義;てんかん発作とは ほか)
第2章 てんかん発作への対応(てんかん発作の種類;目の前で発作が起きたら ほか)
第3章 てんかんの診断と検査(正しい診断を受ける;診断の進め方 ほか)
第4章 てんかんの治療(治療方針;薬物療法の進め方 ほか)
第5章 よりよく暮らしていくために(十分な治療を受ける;理解を広げる ほか)
著者等紹介
大槻泰介[オオツキタイスケ]
てんかん病院ベーテル院長。1979年東北大学医学部卒。医学博士。国立精神・神経医療研究センターてんかんセンター長を経て、2016年1月よりてんかん病院ベーテル院長。前全国てんかんセンター協議会代表。日本てんかん学会理事、2014年度厚生労働科学研究班「てんかんに対する総合的な医療の供給体制設備に関する研究」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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