出版社内容情報
誰もがなりうる“脳の病気”「うつ病」の正しい知識、適切な治療法をオールカラーの図解でわかりやすく解説。
●見てわかるオールカラーの家庭医学書、新シリーズの第1弾
・体質、性格、心理的ストレスにかかわらず、誰もがなりうる“脳の病気”である「うつ病」。本書はいまだ誤解も多いうつ病を正しく理解したうえで、適切な治療、十分な休養、環境整備を通じて症状を改善し、同時にその再発を防ぐ生活を提案。
●豊富な図解とイラストが理解を助ける
・病気の成り立ち、診断までの道のり、正しい治療の進め方、回復期の注意点、職場復帰のポイントなど、うつ病の様々なステージ、エピソードごとに、親しみやすい紙面構成で患者さんをサポートします。
第1章 気分の落ち込みは、なぜ起こる?
何かストレスを受けましたか?/心の判断は脳が決めている/治療が必要な「気分の落ち込み」がある
第2章 これが、うつ病の正体
うつ病をチェックしてみよう/うつ病とはどんな病気?/憂うつから始まる負の連鎖/うつ病の重症度をみてみよう/うつ病を招く危険因子/うつ病は心=脳の病気?/うつ病かどうかは、まず検査から/うつ病を克服するために、まずは受診
第3章 うつ病を治す
治療にあたって理解しておくこと/うつ病の薬物療法/うつ病の精神療法/難治性うつ病の治療/うつ病の回復期の生活/社会復帰にあたっての注意
第4章 うつ病の再発を予防する
ストレスと上手につきあう/無理な目標をつくらない/「リラックス」を身につけよう/休養や休憩をとる/一人で悩まず、相談する/人間関係は良好に、明るい毎日を
【著者紹介】
日本うつ病センター・六番町メンタルクリニック所長
目次
第1章 気分の落ち込みは、なぜ起こる?(何かストレスを受けましたか?;心の判断は脳が決めている ほか)
第2章 これが、うつ病の正体(うつ病をチェックしてみよう;うつ病とはどんな病気? ほか)
第3章 うつ病を治す(治療にあたって理解しておくこと;うつ病の薬物療法 ほか)
第4章 うつ病の再発を予防する(ストレスと上手につきあう;無理な目標をつくらない ほか)
著者等紹介
野村総一郎[ノムラソウイチロウ]
一般社団法人日本うつ病センター・六番町メンタルクリニック所長。1974年慶應義塾大学医学部卒業。藤田学園保健衛生大学助手を経て、米国・テキサス大学、メイヨ医科大学精神医学教室留学。藤田学園保健衛生大学精神科助教授、立川病院神経科部長を経て、97年より防衛医科大学校精神科教授、2012年より防衛医科大学校病院・病院長、2015年より現職。著書多数、学会活動も積極的に行っており、日本のうつ病治療における第一人者の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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