出版社内容情報
小児ぜんそくによる成長への影響を最小限にするため病気の基礎知識、薬物治療、環境整備などを医学的根拠に基づいてわかりやすく紹介
正しい治療をわかりやすく!
小児ぜんそくの患者数は増加し、100 万人を超えているという統計があります。
ほとんどの小児ぜんそくはアレルギーが原因で、病院で処方される薬物での治療と同時に、生活の中で発作の原因となるアレルゲンと接することを減らす環境作りがとても重要です。
本書は、小児ぜんそくの子どもを持つ保護者の方向けに、病気による成長への影響を最小限にするための、小児ぜんそくの基礎知識、薬物治療の正しい知識、環境整備の方法、幼稚園や学校など集団生活での過ごし方などを医学的根拠に基づいてわかりやすく紹介します。
第1章 小児ぜんそくとは
1 ぜんそくとは
2 増えている小児ぜんそく ほか
第2章 小児ぜんそくの検査と診断
1 はじめての発作
2 ぜんそく発作の強さ
3 どんな検査をするの ほか
第3章 小児ぜんそくの治療
1 治療方法は、どうやって決めるの?
2 治療の目的
3 どんな薬で治療するの? ほか
第4章 パパ、ママができる!発作を予防する日常生活
1 室内環境を改善して発作を防ぎましょう
2 食品への注意は?
3 小児ぜんそくと運動 ほか
第5章 パパ、ママができる!発作に備えるケア
1 ぜんそくのコントロール状態をチェックしましょう
2「ぜんそく日記」をつけましょう
3 ピークフローを測りましょう ほか
第6章 子どもの成長とぜんそく
1 成人ぜんそくに移行させないためには? ほか
【著者紹介】
国立成育医療研究センター・生体防御系内科部アレルギー科医長。1985年、名古屋大学医学部卒業。国立名古屋病院小児科、国立小児病院アレルギー科を経て、2002年、国立成育医療センター第一専門診療部アレルギー科医長。2011年より現職。日本アレルギー学会や日本小児アレルギー学会のガイドライン作成委員をはじめ、日本健康心理学会国際委員会委員、日本行動療法学会編集委員などを務める。
目次
第1章 小児ぜんそくとは
第2章 小児ぜんそくの検査や診断
第3章 小児ぜんそくの治療
第4章 パパ、ママができる!発作を予防する日常生活
第5章 パパ、ママができる!発作に備えるケア
第6章 子どもの成長とぜんそく
著者等紹介
大矢幸弘[オオヤユキヒロ]
国立成育医療研究センター生体防御系内科部アレルギー科医長。1985年、名古屋大学医学部卒業。国立名古屋病院小児科、国立小児病院アレルギー科を経て、2002年、国立成育医療研究センター第一専門診療部アレルギー科医長。2011年より現職。この間、1997年から2002年までLondon大学St.George’s hospital medical schoolのsenior research fellowを兼務、アレルギー疾患の疫学や行動医学に関する共同研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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