出版社内容情報
身近な病気ヘルペス(帯状疱疹、単純ヘルペス)について、知識、検査、治療法、予防法を図解などを駆使し、わかりやすく解説します
身近な病気――ヘルペスから身を守る
口の中にできたただれが痛む
指先のささくれが赤く膨れ上がった…。
これらは、ヘルペス症状の一例です。ヘルペスウイルスに感染することで発症するヘルペス(帯状疱疹、単純ヘルペス)は、事例のように私たちの身近にあるありふれた病気であるにかかわらず、その実態を知っている人は多くはありません。
ところが、ヘルペスを見過ごしてしまったために、激しい痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」に悩まされたり、アトピーの皮膚症状が悪化したり、脳炎に罹患して命を落としたり……と、深刻なケースに陥る場合も多々あるのです。
本書では、最近増加傾向にあるヘルペスについての知識から検査、治療法、予防法まで――最新情報を図解などを駆使し、わかりやすく解説します。
第1章 ヘルペスとは どんなウイルスか
ヘルペスで感染する病気
一度感染すると一生のつき合いに
ヘルペスウイルスの種類と特徴
「水痘・帯状疱疹ウイルス」と「単純ヘルペスウイルス」の違いとは?
帯状疱疹と単純ヘルペスの特徴と外見の違い
疑わしいときは必ず専門医の治療を受けて
・・・ほか
第2章 帯状疱疹とは、どんな病気か
帯状疱疹はウイルス感染から
水痘・帯状疱疹ウイルスが引き起こす
・・・ほか
第3章 帯状疱疹の治療と予防
治療の基本は薬物療法
帯状疱疹の痛みを止める治療
帯状疱疹の予防はワクチンで
・・・ほか
第4章 帯状疱疹後神経痛の治療とケア
帯状疱疹後神経痛の治療
痛みを軽くするコツ
・・・ほか
第5章 単純ヘルペスとは、どんな病気か
単純ヘルペスは再発する病気
ウイルスにどのように感染するか
・・・ほか
【著者紹介】
本田まりこ(ほんだ・まりこ)
内容説明
ストレスなど免疫力の低下が引き金となる帯状疱疹、若年層の間で急速に増えている感染症・単純ヘルペス、放置することで痛みが引き続く帯状疱疹後神経痛…これらは症状がよく似ているので混同されますが、各々異なる身近な皮膚疾患です。本書はそれぞれの特徴を説き明かし、正しい治療と予防方法、対処法、セルフケアについて図解を駆使し、わかりやすく紹介します。
目次
第1章 ヘルペスとは、どんなウイルスか(ヘルペスウイルスで感染する病気;一度感染すると一生のつき合いに ほか)
第2章 帯状疱疹とは、どんな病気か(帯状疱疹はウイルス感染から;水痘・帯状疱疹ウイルスが引き起こすもう1つの病気、“水ぼうそう” ほか)
第3章 帯状疱疹の治療と予防(治療の基本は薬物療法;帯状疱疹の痛みを止める治療 ほか)
第4章 帯状疱疹後神経痛の治療とケア(帯状疱疹が治っても続く痛み;帯状疱疹後神経痛の治療 ほか)
著者等紹介
本田まりこ[ホンダマリコ]
1973年東京女子医科大学医学部卒業、東京慈恵会医科大学皮膚科入局。2003年東京慈恵会医科大学皮膚科助教授。2006年東京慈恵会医科大学大学院教授。東京慈恵会医科大学附属青戸病院皮膚科教授。2010年日本ウイルス学会ICD認定委員。2012年東京慈恵会医科大学葛飾医療センター皮膚科診療部長(病院名変更に伴う)。2014年まりこの皮フ科開院。日本研究皮膚科学会評議員。性の健康医学財団評議員。日本性感染症学会理事。日本化学療法学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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