ヴォワリエブックス<br> 千秋(通常版) 〈1〉

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ヴォワリエブックス
千秋(通常版) 〈1〉

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865055405
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

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天下一の道門玄都山の掌教〔注1〕・沈嶠(シェンチアオ)は、突(とっ)厥(けつ)〔2〕最強の男・昆邪(クンイエ)との戦いに負け、瀕死の重傷を負う。
偶然通りかかった晏無師(イエンウースー)に助けられるが、晏無師は自らが宗主を務める魔教・浣月宗(かんげつしゅう)に沈嶠を引き入れようとしていた。意識が戻った沈嶠は、視力と記憶、掌教の地位まで失っていたが、晏無師の誘いを断り、過去を確認する旅に出た。だが、その美しい容姿と、卓抜した武功のため、魔教の者に追われたり、極悪人の郡王の男寵にされそうになったり試練が続く。
そこに再び現れたのは晏無師。昆邪に敗れたのは玄都山の仲間による裏切りのためであることを知り、帰る場所を失った沈嶠は、晏無師と旅をすることにした。
気まぐれな晏無師は、武功が弱っている沈嶠を冷たく突き放したかと思うと、見た者がふたりの仲を誤解するほど甲斐甲斐しく世話を焼く。晏無師の狙いが分からぬまま旅を続けていた沈嶠は、晏無師から昆邪との戦いで失くしたはずの「山河同悲剣」を差し出され……。

注〔1〕門派を司る者〔2〕現在のモンゴルに住んでいたとされる民族名

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まぁ

9
おもしろかったです。まだまだ導入なのですが、同門の裏切りにあって凋落してしまったけど、変わらず善人な沈嶠さんと魔王ポジションな晏無師さんのやりとりが地味に可愛い。これから突厥等のもろもろの陰謀がわかるんですかね、任侠ものらしいですが能力としてはファンタジーではと思った。2023/09/24

m45

4
他の中華BL小説に比べ、日本語がすんなり入り違和感はなかった。面白いです。一気に読みました。 登場人物が多く、名前に馴染みもなく世界観とかが自分の中に入ってくるのに時間がかかるかも。けれど実際にあった国が舞台でファンタジー要素あり、キャラクターの信念に引っ張られ、そこが面白い。 メインの2人がどんな風に変化していくのか、物語がどう動いて行くのか、続きが読みたくなる この作家さんの他の小説も読んでみたい。2023/09/16

佳瑠

2
日本語で読み始め、英語版に読み継いで読了。 翻訳小説だけど文章は読みやすいと思う。 日本語版オリジナルの表紙&挿絵が嬉しい。2023/10/01

瀬々

2
梦溪石先生の作品は、ドラマの成化十四年を途中まで触れた程度で、小説は初めて読みます。1巻はまだ世界のさわりを見せられた程度で、どういう設定なのかを学ぶような感じでした。これからこの物語が、ふたりが、世界が、私の認識が、どう変化していくのか楽しみでなりません。2024/09/08

小杜桜香

2
初武侠小説。 はじめは世界観やキャラクターの背景を理解するのに時間がかかった。 これから武侠ならではの面白さが分かるはず! いつか天涯客も翻訳出版されないかなあ。2023/09/23

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