感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
92
かつては人の行き交いがあり息吹があった場所。打ち棄てられ、朽ち果て、時を刻まない廃墟と化したものに何故こんなにも惹かれるのか。世界の廃墟を写真だけでなく、そこに至るまでの歴史的背景、美的価値を見出しながら現在の状況に迫ります。歴史を経てさらなる幻想的な美しさを見せる廃城、原発や化学事故、戦争など人類の起こした悲惨な出来事で多くの犠牲者を出した負の歴史の舞台、病院など、ここから迫り来る廃墟の迫力と美しさに息を呑みます。日本では碓氷峠、友ヶ島、大久野島、そして軍艦島。朽ちる儚さと脆さに悠久の美しさを感じます。2016/11/23
眠る山猫屋
48
存外知らない名所ってあるもんだ。ナチスが造った数キロに及ぶ保養所なんて、安らげないでしょ(笑)一度塩湖に水没したアルゼンチンのリゾート地、砂に埋没する街や灯台。亡霊がさ迷っていても全然おかしくない廃城の数々。比較的アクセスし易い環境に、そんな喪われた廃墟はひっそりと佇む。 2019/06/11
拓也 ◆mOrYeBoQbw
29
写真集。文字に疲れた時はやはり写真集や画集!更に人や生物の絡まない風景が最高!と言う感じでこの一冊です(・ω・)ノシ。しかし廃墟でも大規模になってくると、戦争、災害、経済変遷と”人間の名残り”がどうしても絡んで、この本も感傷的&抒情的な編者の傾向が出てきますね。しかしそれを踏まえても、廃墟の美しさは目の保養になると思います(・ω・)ノシ2018/08/10
えいなえいな
19
本書にたびたび出てくる廃墟特有の美しさって、自然とも人間が作った芸術や遺跡とも違う、自然と人工物とのコラボレーションとでもいうべき美しさだと思います。あとは廃墟に漂う空気はそこでしか味わえない神秘的な空気です。プラスして戦争や化学実験、災害などの人間の負の遺産という側面からも廃墟を紹介しています。そこには絶景とはまた一味違う良さがあるのです。とりあえず国内の軍艦島、大久野島あたりは行ってみたいなぁと思います。2016/12/04
ぐりとぐら
18
確かに廃墟はすごかったけど、写真が明るくて、とても美しく撮影されたものばかりなので、所謂、廃墟感はほぼ無かった。本買うほど、廃墟見たい人は、もっと、暗い感じを求めてると思う。もっと、暗いやつを買いたくなった。2018/04/04
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