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内容説明
ド・マン、デリダ亡き後、脱構築思想の命運を担ってきた主導的哲学者の日本版オリジナル論集第2弾。2014年の来日講演を全収録し、デリダ追悼論文のほか、文芸批評における脱構築の理論的射程を初めて解き明かした記念碑的論文「批評としての脱構築」(1979年)を併載。ハイデガー、アーレント、デリダの思考との対決を経てその先へ。脱構築の遺産継承を通じ、現代思想の未来を左右する諸問題を照射する。
目次
1 デリダ以後の脱構築(脱構築の力;批評としての脱構築;タイトルなしで)
2 判断(アーレント)と省察(ハイデガー)(思考の風;“なおも来たるべきもの”を見張ること)
著者等紹介
ガシェ,ロドルフ[ガシェ,ロドルフ] [Gasch´e,Rodolphe]
1938年ルクセンブルク生まれ。ニューヨーク州立大学バッファロー校比較文学科卓越教授。専門は哲学、比較文学、批評理論
宮崎裕助[ミヤザキユウスケ]
1974年生まれ。新潟大学人文学部准教授。専門は哲学・現代思想
入江哲朗[イリエテツロウ]
1988年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍。専門はアメリカ思想史、映画批評
串田純一[クシダジュンイチ]
1978年生まれ。早稲田大学ほか非常勤講師
島田貴史[シマダタカフミ]
1986年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍。専門はフランス現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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