内容説明
20世紀末に発見された新たな文書群を駆使し、ボーア戦争、アルメニア人虐殺、ドレフュス事件に際してのソシュールの知られざる政治的立場を読み解く。19世紀末の歴史的事件に向き合う一人のスイス人、一人の知識人としての姿を浮き彫りにする、かつてない労作。
目次
序章 差し挟まれたテクスト
第1章 イギリス批判
第2章 アルメニア人虐殺事件
第3章 ドレフュス事件
終章 ヴュフラン城にて
著者等紹介
金澤忠信[カナザワタダノブ]
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。現在、香川大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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