空間のために

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空間のために

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865030129
  • NDC分類 290.1
  • Cコード C0030

内容説明

グローバリゼーションと排外主義は、なぜ共存しうるのか?時間を変化の次元として、そして空間を静的な次元として取り扱う西洋的な思考の伝統に異を唱え、ベルクソンや構造主義、ドゥルーズやデリダなどの時間/空間理解を批判的に検討するなかで、多様な歴史の軌跡の相互作用から構成され続けるものとして空間を理論化し、新自由主義的グローバリゼーションの現在を、場所をめぐる政治(先住民たちによる土地への権利主張、領土的なものをめぐる攻撃的排他主義、等々)を徹底的に考察する、新たなる地理学。

目次

第1部 舞台設定(はじまりのための命題)
第2部 見込みのない関連性(空間/表象;共時性の監獄 ほか)
第3部 空間的な複数の時間に生きる?(近代性の歴史を空間化する;瞬間性/深さのなさ ほか)
第4部 新たな方向づけ(空間の諸断面;場所のとらえどころのなさ ほか)
第5部 空間的なものの関係論的政治学(“ともに投げ込まれていること”―場所という出来事の政治学;空間と場所の原則などない ほか)

著者等紹介

マッシー,ドリーン[マッシー,ドリーン] [Massey,Doreen]
1944年、マンチェスター生まれ。オクスフォード大学で学士号、フィラデルフィア大学で修士号を取得後、ロンドンのCentre for Environmental Studies(環境研究所)に勤務。サッチャー政権時代に同研究所の閉鎖が決定され、オープン・ユニヴァーシティに異動。当初は社会・経済地理学の立場から産業立地がもたらす地域格差の問題に取り組んでいたが、次第に都市化やグローバリゼーションにおける場所や空間の理論化へと向かう。2009年9月にオープン・ユニヴァーシティを退職するも、名誉教授として現在も同大学の研究プロジェクトに関わる

森正人[モリマサト]
1975年、香川県生まれ。2005年より三重大学人文学部准教授

伊澤高志[イザワタカシ]
1978年、新潟県生まれ。2009年より立正大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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d0g_ville

5
『空間のためにFor Space』という題から、アルチュセールの『マルクスのためにPour Marx』を想起させるなあと思って読んでいたが、役者解説を見ると実際にそれをもじってつけたらしい。著者がアルチュセールの「重層的決定」や最晩年の思想である偶然性の哲学に影響を受けていることは明白であり、このようなマルクス主義的構造主義の思想的特徴から、ラクラウ=ムフらによるラディカルデモクラシーと共鳴していることも望外ではない。しかしながら、デリダが「重層的決定」について、2014/12/10

ぷほは

2
ルフェーブル『空間の生産』以降の議論を知らないなあと思い手を取る。ベルクソン→ド・セルトー→デリダと流れていく序盤の問題提起は見かけほど難しくない。時間の残余として空間を定立することを否定し、空間を場所の抽象化とするモダニティとグローバル理論からずれていく。クルティウスとかのトポロジーについて、ニーチェの永劫回帰やフーコーの系譜学についての議論もあれば尚よかったが、ここに独逸語文献まで入れると容量がパンパンになってしまうな。出来事が次々に投げ込まれている状況こそが空間なのであるというのはその通りだと思う。2022/01/22

うう

0
場所は記憶を蘇らせる 新しい関係性へ入り込むこと2016/02/26

roron

0
動かず閉じたもの、一瞬を切り取ったものとされがちな空間を、関係性の中で作られ、改変される過程と捉え直す。様々な階級や民族、資本、文化がうごめく中で力関係が働き、分節化して空間や場所として表出する。こうした「権力幾何学」の中で、政治が調整能力を発揮する。空間/場所の二項対立に陥りがちな既存の地理思想を乗り越え、相互作用に着目するドリーン・マッシ―の議論。グローバル社会の中で、画一化にもカウンターとしての差異の強調にも与しない、第三の視点をもたらしてくれている。2021/04/30

Squatter

0
空間より時間の方が重きを置かれているから云々という議論から一歩進んだ感がある。空間と表象は同一視されてきたが、空間も表象によって固定化されている(と考えられていた)のであり、ポスト構造主義以降、その動的な部分が明らかにされてきた。しかし、そのなかで再び二項対立に陥ってしまうこと(セルトーにおける「戦略」と「戦術」のような)をマッシーは危惧しており、グローバル/ローカル、理性/身体、空間(抽象)/場所(具体、有意味)のような二元論における矛盾を指摘する。たとえば、移民受入に賛成しながら、周縁地域を保護すると

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