叢書・エクリチュールの冒険<br> 労働者―支配と形態

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叢書・エクリチュールの冒険
労働者―支配と形態

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  • サイズ B6判/ページ数 453p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865030051
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0098

内容説明

激しく変化する世界の中で、卓越した技術をたずさえた新しい人間たちが、来たるべき社会の担い手として登場する。見よ、利害の応酬の彼方から、市民的個人に代わって類型人が支配し、市民的憲法に代わって労働計画が全地球を動員する時代がやってくる。震撼すべき未来の書として八十有余年もの時空を超えて、本書は私たちの眼前にその巨大な翼の影を伴いつつ立ちはだかる。開け、この書物を。あなたの行く手を拓くように。

目次

第1部(見せ掛けの支配の時代としての第三身分の時代;市民的世界の鏡に映じた労働者像;部分の総和を超える全体としての形態;市民的空間への根源的な諸力の侵入;労働世界内では自由の要求が労働の要求として登場すること;労働者の形態の表象としての権力;様々な事柄に対する形態の関)
第2部(生活方法としての労働について;大衆と個人との没落;市民的個人に取って代わる労働者の類型;類型人の序列と個人の序列との相違;労働者の形態による世界の動員としての技術;労働世界の造形としての芸術;自由民主主義から労働国家への移行;社会契約に取って代わる労働計画;結語)

著者等紹介

ユンガー,エルンスト[ユンガー,エルンスト] [J¨unger,Ernst]
1895年ハイデルベルクに生まれ、1998年リートリンゲンに没す。ドイツの作家。二度の大戦に従軍し、体験記や日記を上梓

川合全弘[カワイマサヒロ]
1953年生まれ。京都産業大学法学部教授。ドイツ政治思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

13
《地理学的宇宙誌的発見の歴史において、[……]精神は、言わば自己自身をますます超え出た結果、秩序と権力の浸透を待ち望む素材を蓄積してきた。このようにして事実と権力手段と運動可能性とから成る混沌が成立し、今や、壮大な様式を持つ支配のための道具として待機しているのである。/世界中に満ちる、非常に深化し非常に一般化した苦悩の本来的な理由は、そのような支配がまだ実現しておらず、それゆえ手段のほうが人間よりも重要に思える時代に我々が生きている、という点にある。》2018/12/21

叛逆のくりぃむ

4
 酷く晦渋。全く素養の無いまま讀むと足を掬はれる。言葉の力が兎に角凄い。2014/03/29

毒モナカジャンボ

2
わりあい後半を飛ばしがちになってしまうのだが、「自然淘汰の理論は、自然科学が、市民的小説による個人的恋愛関係の発見に追随したものである」とか、さらっとヤバいことが書かれている。2024/01/12

suikazura

2
時折、我々を取り囲む槌と車輪の轟音が突然沈黙するとき、過剰な運動の背後に隠れていた静寂がまざまざと我々の身に迫ってくるように思われることがある。 →もっとも内奥の力の比喩。 耳が、運動の時間的進行に動力を供給するいっそう深い源を聞き取ろうとする、という事実についての驚き。 ユンガー研究第一人者による訳は、ユンガーへの敬意に満ちている。2013/08/12

カワサキゴロー

1
極限に立った兵士が労働者のして帰国した後の社会について。 存在論としても、今も響く危険な書だ。2021/07/24

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