内容説明
視覚に障がいのある女性たちは、どのように親になる過程を生きているのか。育児能力を疑われるなどの差別の経験、肉眼で「見る」こととは違った「みる」の内実、実母・ヘルパー・ママ友・夫との協働など、様々な側面から複合的に描き出す、親になっていく日々。
目次
第1章 医療現場での経験(視覚障がい者への差別;視覚障がい者への認識不足 ほか)
第2章 子どもを「みる」経験(妊り産むまで子どもを「みる」経験;育てる過程で子どもを「みる」経験)
第3章 実母と協働する経験(視覚に障がいのある妊産婦の経験;視覚に障がいのある妊産婦の実母の経験)
第4章 母子を取り巻く人々と協働する経験(ヘルパーと協働する経験;ママ友と協働する経験;夫と協働する経験)
終章(視覚に障がいのある女性は、どのように親になる過程を生きているのか;視覚に障がいのある妊産婦への対応 ほか)
補章
著者等紹介
平田恭子[ヒラタキョウコ]
1976年、富山県生まれ。助産師。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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