内容説明
解など見つからないなかでひたすら「かかわりの捉えかえし」を繰り返す日々、その先に何が見えるのか…。多摩とたこの木クラブ、その40年をこえるストーリー、そして自らの15年におよぶ「かかわり」の中から、「他者」とともにあるということ「ともに生きる」ということ、その困難とそれでもの希望を根源から問いかける。
目次
第1章 やりとりを重ねながら
第2章 就学運動は何を問うていたのか
第3章 自立生活支援の始まりと展開
第4章 やりとりを通して折り合いを探る
第5章 生活モデルの時代に
第6章 それでも「社会」であり続ける
補遺 「調査」の概要
著者等紹介
三井さよ[ミツイサヨ]
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。法政大学社会学部教員。雑誌『支援』の編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tu-ta
1
1月3日、やっと読了。そうなのかとうなずくところはもちろん多いのだが…。 ひとつの大きな違和感は、エンパワメント概念の捉え方。参照https://tu-ta.seesaa.net/article/201304article_7.html とりわけ以下 https://tu-ta.seesaa.net/article/201509article_1.html 前にも書いた「多摩地区」という呼び方。また、3章の冒頭に出てくるたこの木クラブの活動方針も? そして、身体の人の自立生活と本質的に同じと著者は書くが?2024/01/03